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9/21(火) 6:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/3d294e22a3a84f9c99194119f89026e281f80342
いったい何があったのか。華子さんが亡くなった当時、名古屋市教委の職員駆除だった高原晋一さん(66)が取材に応じた。
高原さんは、華子さん自殺の調査を直接担当はしていないが、当時、名古屋市教委「子ども応援委員会」制度担当部子ども応援室首席指導主事で、アドバイザー的な役割だったという。子ども応援委員会は、2014年4月、河村たかし市長が設置した。スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカー、スクールポリス、スクールセクレタリーからなるもので、子どもの悩み事を専門的に援助する組織だ。
18年1月5日、華子さんは自宅のある集合住宅から飛び降りた。遺書はなく、自殺の原因について当初は不明だった。あるとき、調査の責任者が、直接の調査部署ではない「子ども応援委員会」にも報告をしてきたという。
「(名古屋市教委指導部の)指導室長が『自殺があったが、あれは家庭の問題です』と言っていました。でも、私には違和感がありました。ほとんど調査をしていないのに、おかしいと思ったんです。なぜ、そういう話になったのかというと、華子さんには、当時小学生のきょうだいがいました。その子に聞き取りをしたようで、“お父さんは厳しい”というニュアンスのことを言った、というのです。それが既成事実となり、“家庭の問題”とされたそうです。
小さい子の聞き取りですので、どんな親であれ、厳しい面はあります。そんなこと言っていれば、どこの親でも“問題”になってしまいます。市教委はしばらく、“華子さんの自殺(の原因)は家庭の問題”としていました。その後も、子どもの自殺があると、家庭の問題にする傾向がありました」(同前)
名古屋市に「子ども応援委員会」が設置されるきっかけになったのは、2013年7月、名古屋市南区の中学2年生の男子生徒のいじめ自殺だった。その後も子どもの自殺は続き、15年11月、中学1年生の男子生徒が「ぼくは、学校や部活でいじめが多かった。特に部活が多くよく弱いなとかいろいろいわれていた でもたえきれない」(原文ママ)と遺書のような内容を書いたノートも見つかった。
名古屋市に「子ども応援委員会」が設置されるきっかけになったのは、2013年7月、名古屋市南区の中学2年生の男子生徒のいじめ自殺だった。その後も子どもの自殺は続き、15年11月、中学1年生の男子生徒が「ぼくは、学校や部活でいじめが多かった。特に部活が多くよく弱いなとかいろいろいわれていた でもたえきれない」(原文ママ)と遺書のような内容を書いたノートも見つかった。
「このときも、私は調査には関わっていませんが、やはり市教委の職員の立場でした。市教委の独自の調査でいじめを認定しています。本件は調査がスムーズで、部活内にいじめがあったことがわかりました。再発防止のために研修も行われました。しかし、形式だけで、効果的なものではないように思いました。教師の、子どもに対する態度が変わり、自殺防止ができる仕組みができないといけないと思いますが、私から見れば、何も変わっていません。子どもの自殺があると、個人の問題であり、家庭の問題であるという認識が強いように感じました。そんな中で、華子さんの自殺が起きました」(同前)
自殺の理由をわからなくしておきたいのでは
「名古屋市では、毎年、複数の子どもの自殺がありますが、その度に、“どうして自殺が起きるんでしょうか? 理由がわかりません”となってしまっています。そのまま、わからなくしておきたいのでは、と思ってしまいます」(高原さん)
いじめ対策の形骸化は、再調査報告書でも《(当該校では、)いじめ防止対策の要であるいじめ防止基本方針、いじめ防止対策の重要な委員会であるいじめ等対策委員会が形骸化しており、いじめ防止のための活動として実態がなかった》(P55)と指摘されていた。子どもを守るための変化が求められている。
渋井 哲也
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