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- 21/08/19 09:25:21
いま就職活動のうち“適性検査”での替え玉受検が問題になっている。
コロナ禍でオンライン化が進み、これまでは監視の目がある中で実施されてきた適性検査は本人確認も行われず替え玉受検が広がっている。
ネット上では代行を謳う業者、SNSでは替え玉を請け負う個人アカウントもある。
去年、採用に関するサービスを行う企業が行ったアンケートでは採用担当者300人中66%が替え玉受験に課題を感じていると回答している(株式会社アッテル)。
法政大学キャリアデザイン学部・田中研之輔教授は「企業側は能力テストの部分は受検者側のリテラシーに任せている」と話す。
一方、オンライン受検を監視するサービスを始めた企業もある。
本人確認徹底し、部屋の周囲も入念に確認する。
適正検査の結果は入社後に配属先を決める際などにそごが生じる可能性がある。
オンライン受検監督サービスの提供企業・園田友樹は「就職活動はクリアできてもそのあと長い期間働く上ではとても苦しい思いにつながるリスクがある。企業だけでなく働く個人、応募者にとってもデメリットのある行為だと思う」と話す。
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