- なんでも
- トウガラシ
- 21/08/15 01:04:54
今年4月大阪府大東市のマンションで女子大学生が殺害された事件で、女子大学生の体には120カ所以上の傷があったことが新たに分かりました。
警察は12日、火事で死亡した真下に住む男を書類送検しました。
今年4月、大東市のマンションで大学生の吉岡桃七さん(当時21)が死亡しているのが見つかりました。
吉岡さんの体には120カ所以上の切り傷や刺し傷があったほか、後頭部は鈍器で殴られた痕があり、室内には血の付いたバールや細工が施された刃物などが残っていました。
そして同じ時間帯に真下の部屋で火事が発生し、会社員の嘉本悟容疑者(48)が死亡していました。
嘉本容疑者は吉岡さんの部屋に侵入して殺害した後、自分の部屋に灯油をまいて放火した疑いが持たれていて、警察は容疑者死亡のまま殺人などの疑いで嘉本容疑者を書類送検しました。
吉岡さんの部屋のベランダには嘉本容疑者の部屋からはしごがかけられ、ガラス戸が割られていたほか、玄関の扉には外からドアストッパーが置かれていました。
その後の警察の調べで、凶器の一部から嘉本容疑者の指紋が検出されたほか、嘉本容疑者の靴下の裏に吉岡さんの血液が付着していたことが分かりました。
また、嘉本容疑者のスマートフォンに事件の1カ月前から殺害方法などを調べた履歴が残っていたことも新たに分かりました。
嘉本容疑者はどんな人物だったのでしょうか。
嘉本容疑者は島根県出雲市で生まれ育ちました。
「出かけと帰りがけに会うと上手に挨拶してくれて、『帰りました』とか『行ってきます』とか、本当に優しい青年でした。びっくりして本当に。
間違いじゃないかと思ったくらいです」(嘉本容疑者の青年時代を知る出雲市の住民)
嘉本容疑者は8年前に大阪に移り住み、去年から吹田市のビルメンテナンス会社で警備員として働いていました。
「遅刻欠勤もなく、クレームも一切なかった。真面目な印象で、ギャップに首をかしげる」(勤務先の会社)
いい評判もある一方警察によると、嘉本容疑者は20代から30代の間に実家の犬を殴り殺したり、飼い猫に電気ショックを与えたりするなど残虐な一面も持ち合わせていたということです。
事件の3日前まで嘉本容疑者の部屋の隣に住んでいた男性も嘉本容疑者の異常さに気づいていたと話します。
- 0 いいね