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- 21/08/05 15:54:42
初めての出産。しかも、難産の手術を迫られた母親の前に、酒気を帯びた医師が現れた――。
【動画】「お茶代わりに飲酒していた」院長が釈明
愛知県豊橋市の産婦人科・小児科医院「マミーローズクリニック」の男性院長(68)が飲酒後に出産手術をしていたとして、市保健所が同院に注意喚起と改善を求めていたことが4日、保健所などへの取材で判明した。院長は当日が出勤日と知りながら飲酒したことを認めている。生まれた乳児は頭部に血がたまり、肺や心機能が低下して別の病院に入院し、一時生命の危機に瀕(ひん)した。憤る父親に院長は「別に酔っ払うほど飲んでいないので、お茶代わりに飲んでいた」と答えた。飲酒が手術に影響を与えたかは不明だが、厚生労働省は「常識的に考えてあり得ない」と話している。
出産に立ち会った40代の父親は取材に対し、「医師は赤ら顔で出産に立ち会い信じられなかった。人命を何だと思っているんだ」と話しており、刑事告訴や民事訴訟も検討している。
父親によると、母親の陣痛が強くなった7月25日午前5時半ごろ、2人はかかりつけの同院を訪れた。午後7時ごろ、分娩(ぶんべん)室に移り、午後8時ごろ、赤い顔でアルコールのにおいがする院長が現れたという。
毎日新聞は父親から院長らとのやり取りの音声データの提供を受けた。それによると、飲酒を問い詰める父親に対し、院長は「ビールは飲んでましたよ」「僕はいつも飲んでいました」などと説明している。
副院長は父親に「処置に問題はなかったと思う」と説明したが、同院は毎日新聞の取材に「この件についての取材はお断りしている」とコメントしている。【川瀬慎一朗】
https://news.yahoo.co.jp/articles/7ab87b5cbfdb413fbcd992350687d3b2cd9ed0bc
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