ササバラ
主人公は美少年ジルベールと誠実な少年セルジュ。2人はとあるギムナジウム(少女マンガで頻出の寮制男子校のこと)で出会い、真面目なセルジュは退廃的なジルベールに翻弄されていきます。問題はこのジルベールです。
彼は学校の生徒たちにめっちゃくちゃにレイプされまくるんです。暴力を振るわれ、犯されボロボロです。藤本さんは、
「読者の女子たちは、ジルベールに共感してストーリーを読んでいた。だけど彼が本当に女性だったら、彼の痛みをリアルに感じてしまい、耐えられなかっただろう」
と言っていました。
これこそが、BLの本質です。つまり男性同士の恋愛を描くことで、女子たちは自分と完全に切り離して、客観的にストーリーを楽しむことができるんです。
多くの女子は、大人の恋愛をする前に、いやらしい言葉をかけられたり、身体を触られるなどのセクハラの経験をするものです。愛のある行為ではなく、自分を単なる肉の塊のように扱われることに、大きな嫌悪感を感じます。女の裸体を嬉しそうに眺める男性のことも、女からすれば複雑です。
だけど、恋愛にもスキンシップにも興味がないわけじゃない。好きな人と触れ合いたい。でも、実際に自分の身に起こることだと思うのは恐ろしい(だって愛の行為って身体に異物が入ってくることですよ)。その葛藤の末に、自分とは距離を置いて楽観的に楽しめるのがBLなんです。
多くのBLストーリーは、片方がノンケです。「え? そんな、やめてやめて!」と躊躇して、抵抗する。そのとまどい方は女子そのものです(ついでに感じ方も)。でも襲われるのが女性だとしたら……自分の経験と重なって、ちょっと恐いです。男女のエロを描くティーンズラブコミックも、そこらへんはたいへん繊細なところで気を遣っているなと感じます。
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No.1 トモバラ
21/08/05 02:45:21
風と木の詩
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