【栃木】「結婚相手が見つからない」男余りで嫁不足に苦しむ

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  • 21/07/12 04:42:33

厚生労働省の人口動態統計(概数)で、2020年の栃木県内の婚姻件数が7396件と、統計が残る1947年以降で最少を記録した。

新型コロナウイルスの感染拡大で、「出会いの場」となる婚活イベントなどが軒並み中止や縮小に追い込まれたことなどが原因とみられる。

「出会いの場」激減

統計によると、20年の婚姻件数は改元に合わせた「令和婚」が多かった19年(8572件)より13・7%少なく、00年(1万2607件)と比べると4割以上少ない。

県こども政策課の担当者は「長期的に晩婚化や未婚化が進んでいたが、さらにコロナ禍が影響した可能性がある」と語る。

県内で婚活イベントを開いている「トータルマリアージュサポート」(大阪市中央区)によると、20年は新型コロナの感染拡大による自粛ムードで、例年より4割以上少ない約200件の開催にとどまった。
参加者を通常の半数以下に制限しても定員が埋まらず、キャンセルになる例も多かったという。

同社が6月中旬に宇都宮市明保野町の市文化会館で開いたイベントには、県内在住の30~45歳の男女14人が集まった。感染対策として男女が約1・5メートルの間隔を空けて着席し、ペアを変えながら対面を繰り返した。

約1時間半のイベントで誕生したカップルは1組。参加した40歳代の会社員男性は「婚活を6年続けているが、コロナ禍の婚活はより苦しい。
イベントも少なく、連敗続き。1人で帰ります」と肩を落とした。

「男余り」の県
栃木県はもともと、女性よりも男性の人口割合が大きいという構造的な課題がある。県の人口調査(昨年10月)によると、20~49歳の年齢層では
男性の人口は女性の1・11倍。全国平均(1・04倍)を上回る。

宇都宮市で大規模な出会いイベント「宮コン」を04年に始めた佐々木均さん(62)は「大企業の工場が多く、男性を県外から雇用するため『男余り』の県だ。コロナ禍で県外へ外出もしづらく、相手が見つからない」と話す。

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www.yomiuri.co.jp

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