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紀子さま、23歳のご結婚は「早い!」
川嶋紀子さんと礼宮さまとの婚約が内定したとのニュースが飛び込んできたのは、私が大学を卒業して会社員となった、1989年の夏のことでした。
1989年は、昭和が終わり、平成になった年です。1月早々に昭和天皇が崩御されてから半年余り後、喪中の皇室から突如発表されたのが、お二人の婚約内定という明るいニュースでした。
お二人はその翌年に結婚し、「紀子さん」は「紀子さま」となりました。結婚の翌年には第1子の眞子さまが、その3年後は、第2子の佳子さまが誕生することになります。
当時、女性が23歳で結婚することは早婚の部類に入りました。紀子さまの結婚当時、女性の平均初婚年齢は、25.9歳。「女性が25歳をすぎると、売れ残り」というクリスマスケーキ理論は、女性の平均初婚年齢が24歳代だった70年代の話です。
特に東京の、それも4年制大学を卒業した女性に限って見れば、平均初婚年齢はさらに上だったはず。極めて私的な印象ではありますが、自分の周囲にいた東京の大卒女性達は誰も結婚しておらず、だからこそ紀子さまの結婚には「早い!」という印象を覚えたのです。
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21/06/15 11:41:14