政府機関などサイトダウン　Fastlyが障害発生公表

欧米や日本の政府機関や主要メディア、ネット通販大手などのウェブサイトで、8日午後7時ごろから接続できなくなったり、接続しづらくなったりする障害が発生している。

【画像】インターネットを支える「見えないネット」CDNの正体

　朝日新聞で確認したのは、国際オリンピック委員会（IOC）、米メディアのニューヨーク・タイムズやCNN、英国のBBCやガーディアン、フィナンシャル・タイムズ、仏ルモンドなどのサイト。日本では環境省や金融庁のほか、読売新聞や日本経済新聞、アベマTVなどのサイトが8日午後7時半現在、接続できない状態になっている。

　このほかに、通販大手アマゾン（日本）や楽天、フリマサイトのメルカリも接続できなかったり、レイアウトが崩れたりするなど不安定な状態にある。

　日本のインターネット接続大手IIJの広報担当者によると、米国の大手コンテンツ配信サービス「Fastly（ファストリー）」が障害の発生を公表しており、このサービスを介して情報を配信している事業者のサイトに影響が出ている可能性があるという。

■影響を受けた主なサイト（一時的なものを含む）

・英国政府サイト

・英BBC

・英ガーディアン

・米ニューヨーク・タイムズ

・米CNN

・読売新聞

・日本経済新聞

・金融庁

・米アマゾン

・アベマTV（編集委員・須藤龍也）

https://news.yahoo.co.jp/articles/c22f811ee816d4f9a141165c9b9f0bf85c2331cf