ソフトバンクグループの会長・孫さん、東京五輪開催なら「もっと大きな物を失う」

プロ野球ソフトバンクの孫正義オーナー（63）が23日、自身のツイッターで、東京五輪開催について再び意見を述べた。

「IOCに開催の決定権があるのかなぁ？」と切り出し「違約金が莫大だという話はあるけど、しかし、ワクチン遅れの日本に世界200ヶ国からオリンピック選手と関係者10万人が来日して変異株が蔓延し、失われる命や、緊急事態宣言した場合の補助金、GDPの下落、国民の我慢を考えるともっと大きな物を失うと思う」（原文ママ）とつづった。

同オーナーは17日に「福岡PayPayドームでのホークスの試合は緊急事態宣言解除の日まで自主的に無観客とすることを検討したい」と投稿。以降、5月中の本拠地戦は無観客開催となった。22日には「今、国民の8割以上が延期か中止を希望しているオリンピック。誰が何の権利で強行するのだろうか」と持論を投稿していた。