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- 足軽(弓)
- 21/04/30 06:51:30
昨年6月、人種差別撲滅運動「Black Lives Matter(BLM)」が高まる中、SNSで「黒人文化の恩恵を受けてきた」とコメントし注目を集めたジャスティン・ビーバー。「僕のスタイルや歌い方、ダンス、パフォーマンス、ファッションはすべて黒人文化から影響を受け、インスピレーションを得ている」「これから僕は自分の立場を生かして、人種差別問題について学び人種の不平等や制度的な抑圧に声をあげ、必要とされている変化の一部になるための方法を見つけていく」と宣言、差別撲滅を訴えていた。
さらに10月には「BLM」をサポートする理由も説明。「僕は自分の影響力を、みんなに人種差別が悪だということ、人種差別は僕たちの文化に深く染み込んでいるということに気がついてもらうために使いたいと思っている」。今年リリースしたニューアルバム『Justice』ではアフリカ系アメリカ人の公民権運動の指導者として知られるマーティン・ルーサー・キング・ジュニア牧師の演説の一部もサンプリングしていた。これには一部のファンから批判の声も上がったが、キング牧師の遺族は賛同。ジャスティンがBLMを支持する姿勢を示したことに感謝していた。
SNSでも作品でもアフリカ系アメリカ人に対する差別撲滅や権利向上をサポートしていたはずのジャスティン。ところが今、ジャスティンの髪型がアフリカ系に対する侮辱だと批判を浴びている。先週末ジャスティンは愛妻ヘイリー・ビーバーとバカンス中の写真をアップ。なんとドレッドヘアに変えたことを明らかにした。
これまでもたびたび、ドレッドヘアやコーンロウはアフリカ系の文化の一部でありそれを真似するのは文化の盗用だと議論が起きてきた。今回のジャスティンのヘアスタイルにも同様の批判が。「黒人たちの文化を安易に真似している」「人種差別に対する反対運動を応援しているのに矛盾している」という意見が書き込まれている。
ちなみにジャスティンがドレッドヘアに挑戦したのはこれが最初ではない。2016年にもドレッドヘアにした動画をSNSに投稿、そのときにも同じように文化の盗用だと批判を浴びていた。前回はまだこの問題や差別についてよく知らなかった可能性もあるけれど、最近のジャスティンは差別や文化の問題について意識を高めていたはず。それなのにどうして? とファンからは疑問の声も。ジャスティンがこれにどう答えるのか注目したい。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1e2d6917d15ab7da39a007bce9625ef08f17d66c
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