- なんでも
- 安積明子
- 21/04/29 17:07:29
4月28日発売の週刊文春が、国民民主党の山尾志桜里衆議院議員の議員パスの“不正使用”について報じている。
週刊文春といえば2017年9月7日発売号が、「山尾志桜里(43)イケメン弁護士(9歳下)とお泊り禁断愛(スクープ撮)」と題して、弁護士の倉持麟太郎氏との“不倫疑惑”を報道。
山尾氏は民進党の前原誠司代表(当時)に初の女性幹事長に内定されたが、党内では「野党共闘派の山尾氏が幹事長なんてがっかりだ」などと反対が多かった。
これに冒頭の文春砲が加わったため、「山尾幹事長」は実現しなかった。山尾氏は倉持氏との不倫疑惑を否定したものの、9月7日に民進党を離党。国会議事堂閉館後に院内で行われた記者会見では、記者からの質問を一切無視した。
その山尾氏に再度、強烈な文春砲が放たれた。内容は冒頭の議員パスの“不正使用”の他、倉持氏の元妻が昨年に自死していたことだ。倉持氏の元妻は週刊文春2018年3月22日発売号に手記を寄せ、夫と長男を奪われたことを激白。ついにそのショックから立ち直れずに、昨年自ら命を絶ったという。
もっともこれはもっぱら倉持氏と元妻との問題で、山尾氏は元妻の自殺と“無関係”ともいえるだろう。しかしながらその経緯を見れば、元妻が山尾氏を恨んでいたことは間違いない。
こうした問題について週刊文春から質問を受けた山尾氏は、倉持氏との関係については無視を決め込み、議員パス使用については「法規にのっとり対応した」と自分に非がないと回答した。なお検事だった山尾氏のこの言葉は、極めて重い。
続きます。
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