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- 朝倉宗滴
- 21/04/02 16:08:29
中国出身のモデル、る鹿(ルカ・28)をご存知だろうか。Instagramのフォロワー数は現在28万5000人と若者の間で大人気なのだ。
92年に重慶で産まれた彼女は、12年に重慶師範大学美術学院に入学。14年に休学して、山梨に語学留学。そこから原宿に遊びに行った時にスカウトされ、モデルになったという。
る鹿(本人のInstagramより)
「日本でモデルを始めたのは15年から。以来、『mini』などのファッション誌はもちろん、翌16年にはサカナクションの『多分、風。』のミュージックビデオにも出演。ファッションブランド『DEERTRIP』を経営するなど実業家でもある。Instagramのフォロワーは28万人を超えるインフルエンサーで、今年1月にはゆらゆら帝国の『空洞です』のカバーで歌手デビューも果たしました」
「彼女、18年3月に日本人と結婚していたんです。もちろん公表はしていません。お相手は仮にAさんとしておきましょう。もっとも今年2月に離婚してしまいましたけどね。離婚の原因は彼女の不倫です。自宅に若い台湾人モデルを連れ込んでいたのがバレてしまったんです」
「Aさんはパリコレまで行ったトップクラスのモデルでした。しかし、彼女のビザ取得のために、モデルの世界から身を引いたんです」
「それまで彼女は、モデル業を行うための興行ビザで日本に滞在していました。それでは3カ月ごとに更新しなくてはならないそうなんです。そこで彼女は日本のモデルエージェントとの仲介をするマザーエージェンシー業務を行う会社も経営しているので、その会社を使って経営管理ビザを取得しようとしたのです。それなら1年は有効なんだそうです。ただし、経営管理ビザを取得するためには、会社には日本人の従業員が必要になる。そこで交際していたAさんに、自分の会社の従業員になるよう頼んだのです」
「彼女のためにと思ったんでしょう。Aさんのおかげで経営管理ビザは取得できたのですが、彼女の会社が赤字に陥り、更新はできなかったそうです。それもあって、2年の交際期間があったAさんは彼女に結婚を申し込み、18年3月に結婚したんです。結果、彼女は配偶者ビザを手に入れることができました」
「配偶者ビザを取得して3年経てば、永住権を手に入れることができます。彼女は、結婚はモデルの仕事に支障になるからと、式を挙げることもなく、公表もしませんでした。とはいえ、二人は一緒に暮らしていましたし、お互いの実家へも行って挨拶を済ませた。中国から彼女の親御さんが日本に来ることもあったそうです」
「昨年末まで二人は都内で暮らしていたのですが、彼女がどうしても逗子に住みたいと言い出した。以前から好きな場所だったそうで、モデルにとっては業界人も多いので憧れがあったんでしょうね。彼女は逗子に部屋を見つけて、11月に引っ越しました。Aさんは都内で仕事があるので、逗子から電車1本で通える都心寄りの場所に仕事用の部屋を借りました」
別居生活に?
「いえ、週に3~4日は逗子で一緒に過ごしていました。昨年のクリスマスも一緒だったと。しかし、今年1月27日、彼女は若いモデルと逗子の家で一夜を共にしたそうなんです」
「Aさんが28日に逗子の家に行った時のこと。その時、彼女はいませんでしたが、部屋の様子がなんだかいつもと違うことに気がついたそうです。そこで電話で問い詰めると、不倫を認めた。その上で彼女は『どこが悪いの? あなたに関係ないでしょ。私の自由でしょ』と逆ギレしたそうです」
「Aさんは精神科に通うほど体調を崩したそうです。彼女に惚れていたんでしょうね。今年3月には結婚して丸3年を迎えることができ、念願だった永住権も手に入るわけです。だから、その時だけは許してあげることにした。その代わり、相手の男とは距離を置くよう約束させたそうです。ところが、彼女はその日の夜、再び男と一緒に過ごしたといいます」
「さすがにAさんも、離婚を決意したそうです。ところが、今度は彼女が永住権の取得に協力を求めてきたのです」
彼女から謝罪の言葉くらいあったのだろうか。
(つづく)
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