• No.10 本多忠勝

    21/03/13 10:43:18

    「一生にわたって、被害者の方とご家族に誠心誠意対応します」

     法廷には、当時岡山で治療していた息子も来ていました。寝たきりの状態で、意識があるかはわからなかったのですが……。それなのに辻さんは、判決が出て退廷するとき、黙ってそのまま出て行こうとしたんです。だから私は『何か言うことないの』って呼び止めたんです。すると彼は私たち夫婦に向かって謝ったので『そうじゃないでしょ、この子に謝るんでしょ』と。そうして初めて息子に頭を下げたんです」(Aさんの母)

     夫妻の記憶では「彼が謝ったのは、この時と待合室で会った時の2回だけ」だという。

    「事故直後に息子が手術室で生死を彷徨っているとき、私たちが待合室で無事を祈っているところへ辻さんと親御さんが後から入ってきました。最初、彼は何か言うでもなくぼーっと立っていた。親族の1人が耐えられず『お前、黙ってるだけか、何も言えないのか、謝るって知らないのか』と怒鳴ってしまい、すると親御さんが無理やり彼の頭を下げたんです」(Aさんの父)

     刑事裁判の供述調書には、辻氏が被告人として次のように述べたと書かれている。

    《この裁判が終わった後も、一生にわたって、被害者の方とご家族に対して誠心誠意対応します》

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