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上野のパンダ、中国に返還決定
21/08/07 09:53:16
お隣にセンスよいモダンな豪邸が 建つのでしょうが、 ある意味、この人が建てたかった エントランスに車寄せがある 白亜御殿が建ったら面白い。 庭師による見事なローズガーデンも。
21/08/07 10:38:30
>>89696 土曜日というのに、今朝も外からのヘリコプターの音がいつもに増して癪に障る。K代は寂れた小さなベランダに脚立を置いた。 境界線に新たに建てられた豪奢なハイパーテションの上から、僅かだが隣の様子が伺える。 夢にみた白亜御殿がそこに佇んでいるのだ。 車寄せには白いロールスロイスが見える。 どうやら息子(娘)夫婦が孫を連れて遊びに来ているようだった。思わず自分は息子に会ったのはいつだったかを思い出そうとしたが、 すぐに諦める。更に体を乗り出し精一杯眼をこらしてみる。庭に上品なクリームやアイボリーのイングリッシュローズが見事だ。 中から時折『お婆ちゃま!』と子供達の笑い声と賑やかな声が漏れ聞こえてくる。 あぁ…ついついため息が出てしまった 夢に見た幸せがそこにある事を K代は認めたくなく、唇を噛み締めるのであった…
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21/08/07 11:03:40
>>89731 素晴らしい! 引き込まれるような文章力! 続きが読みたくなりました これから起こる惨劇の前フリのようです 良かったら続きをお願いします!
21/08/07 11:26:35
>>89731 小説のようですね イヤミスの女王の小説家の真梨幸子さん風の 書きだしっぽくて、とても素敵ですね 番号ふって是非続きを書いて下さいませ! 題名は・・・「覗く女」「欲しがる女」 「虚飾の城に棲む女」 どうですかね?笑
21/08/07 11:54:51
>>89731 拍手喝采 続き読みたいです!
21/08/07 12:18:15
>>89789 本当にもったいない! これだけのものが書けるなんて尊敬する! 自分に文章力があれば、続きを書いてみたい あの文章の続きは 【第一章】 主人公K代が幸せだった頃の回顧録 ああ!>>89731さん! お願いします!書いて下さい! 一服の清涼剤のような良質な文章を御与え下さい
21/08/07 12:21:14
>>89731 あぁもう…最高!
21/08/07 12:29:52
>>89731 すごーい。続き楽しみー。前にレーコと猫の話を書いた方?
21/08/07 12:33:40
>>89731 これ読んだらアレの稚拙なブログがアホ丸だしで 突っ込むのがバカバカしくなったわ笑 この続きが読みたいのでロム専して待ちます~笑
21/08/07 12:35:20
>>89731 実にいいですねぇ ほぼ未来予知じゃないのかな > 『お婆ちゃま!』と子供達の笑い声と賑やかな声 こんな風に呼ばれること 松居にはぜーったいないですよねぇ 哀れといえど なかなか愚かなり ...
21/08/07 13:35:03
>>89731 まだかな、まだかな~♪ 「覗く女」の続きは、まだかな~♪ ・・・続き、待ってますっ!!!
21/08/07 13:37:27
>>89731 足場の幕の向こうから、雨粒が窓に当たる様子が見えた。テレビの音から離れたせいか、雨音だけがガランとした室内に虚ろに響き始める。 "あっ"早朝に置いた大事な盛り塩! 急いで玄関でサンダルを履き、気に入りの赤い縁のビニール傘を手に取ると、一気に小さな階段を降りた。 案の定、盛り塩は雨に形を崩しているようだ。 片手に傘を差したまま、しゃがみこむと、 水分を含んだ塩が綺麗に輝いて見え、無意識にひと掴み手に取ってみる。 途端、20年前の映像が走馬灯のように 脳裏を走り出した。意気揚々と新しい家庭を この地で生み出すべく、希望と期待に胸を膨らませていたあの日、あの時、そして今。 いつのまに強く掴んだはずのものが、 指の隙間から流れ落ちてしまったのか… いや、違う、もっと幸せになるんだ! と頭を激しく振ったのと同時に、手から先ほど 掴んだ塩が滑り落ちた。足元を見下ろすと、 土色に滲んだ塩の粒子がすっかり煌めきを失い、灰色のアスファルトに流れ始めていた…
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ママスタコミュニティはみんなで利用する共有の掲示板型コミュニティです。みんなが気持ちよく利用できる場にするためにご利用前には利用ルール・禁止事項をご確認いただき、投稿時には以下内容をもう一度ご確認ください。
上記すべてをご確認いただいた上で投稿してください。
No.89696 匿名
21/08/07 09:53:16
お隣にセンスよいモダンな豪邸が
建つのでしょうが、
ある意味、この人が建てたかった
エントランスに車寄せがある
白亜御殿が建ったら面白い。
庭師による見事なローズガーデンも。
No.89731 匿名
21/08/07 10:38:30
>>89696
土曜日というのに、今朝も外からのヘリコプターの音がいつもに増して癪に障る。K代は寂れた小さなベランダに脚立を置いた。
境界線に新たに建てられた豪奢なハイパーテションの上から、僅かだが隣の様子が伺える。
夢にみた白亜御殿がそこに佇んでいるのだ。
車寄せには白いロールスロイスが見える。
どうやら息子(娘)夫婦が孫を連れて遊びに来ているようだった。思わず自分は息子に会ったのはいつだったかを思い出そうとしたが、
すぐに諦める。更に体を乗り出し精一杯眼をこらしてみる。庭に上品なクリームやアイボリーのイングリッシュローズが見事だ。
中から時折『お婆ちゃま!』と子供達の笑い声と賑やかな声が漏れ聞こえてくる。
あぁ…ついついため息が出てしまった
夢に見た幸せがそこにある事を
K代は認めたくなく、唇を噛み締めるのであった…
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返信コメント
No.89758 匿名
21/08/07 11:03:40
>>89731
素晴らしい!
引き込まれるような文章力!
続きが読みたくなりました
これから起こる惨劇の前フリのようです
良かったら続きをお願いします!
No.89767 匿名
21/08/07 11:26:35
>>89731
小説のようですね
イヤミスの女王の小説家の真梨幸子さん風の
書きだしっぽくて、とても素敵ですね
番号ふって是非続きを書いて下さいませ!
題名は・・・「覗く女」「欲しがる女」
「虚飾の城に棲む女」
どうですかね?笑
No.89793 匿名
21/08/07 11:54:51
>>89731
拍手喝采
続き読みたいです!
No.89812 匿名
21/08/07 12:18:15
>>89789
本当にもったいない!
これだけのものが書けるなんて尊敬する!
自分に文章力があれば、続きを書いてみたい
あの文章の続きは
【第一章】 主人公K代が幸せだった頃の回顧録
ああ!>>89731さん!
お願いします!書いて下さい!
一服の清涼剤のような良質な文章を御与え下さい
No.89813 匿名
21/08/07 12:21:14
>>89731
あぁもう…最高!
No.89822 匿名
21/08/07 12:29:52
>>89731
すごーい。続き楽しみー。前にレーコと猫の話を書いた方?
No.89825 匿名
21/08/07 12:33:40
>>89731
これ読んだらアレの稚拙なブログがアホ丸だしで
突っ込むのがバカバカしくなったわ笑
この続きが読みたいのでロム専して待ちます~笑
No.89826 匿名
21/08/07 12:35:20
>>89731
実にいいですねぇ ほぼ未来予知じゃないのかな
> 『お婆ちゃま!』と子供達の笑い声と賑やかな声
こんな風に呼ばれること 松居にはぜーったいないですよねぇ
哀れといえど なかなか愚かなり ...
No.89900 匿名
21/08/07 13:35:03
>>89731
まだかな、まだかな~♪
「覗く女」の続きは、まだかな~♪
・・・続き、待ってますっ!!!
No.89905 匿名
21/08/07 13:37:27
>>89731
足場の幕の向こうから、雨粒が窓に当たる様子が見えた。テレビの音から離れたせいか、雨音だけがガランとした室内に虚ろに響き始める。
"あっ"早朝に置いた大事な盛り塩!
急いで玄関でサンダルを履き、気に入りの赤い縁のビニール傘を手に取ると、一気に小さな階段を降りた。
案の定、盛り塩は雨に形を崩しているようだ。
片手に傘を差したまま、しゃがみこむと、
水分を含んだ塩が綺麗に輝いて見え、無意識にひと掴み手に取ってみる。
途端、20年前の映像が走馬灯のように
脳裏を走り出した。意気揚々と新しい家庭を
この地で生み出すべく、希望と期待に胸を膨らませていたあの日、あの時、そして今。
いつのまに強く掴んだはずのものが、
指の隙間から流れ落ちてしまったのか…
いや、違う、もっと幸せになるんだ!
と頭を激しく振ったのと同時に、手から先ほど
掴んだ塩が滑り落ちた。足元を見下ろすと、
土色に滲んだ塩の粒子がすっかり煌めきを失い、灰色のアスファルトに流れ始めていた…