- なんでも
- 落武者
- 21/02/20 17:49:37
皆さんの参考になるように経過を記録しておきます。
1.1月末、1週間ほど前に会った人からコロナ陽性だったことを知らされました。
2.保健所に問い合わせたところ、区の基準では濃厚接触者には当たらないため、
PCR検査を受けるとしても有料と言われ、控えていました。
3.ところが2月3日頃から37度台の微熱と咳、倦怠感が続いたため、
都の発熱センターに問い合わせたところ、症状が出ている場合は無料になると言われ、
近隣のPCR検査を受けられる病院を紹介してもらい、2月8日に受診。
10日に結果が出て「陽性」との診断でした。
4.ホテル療養になり、12日の午後に車が迎えに来て、ホテルに入りました。
看護師さんが常駐していますが、解熱剤以外の薬はなく、ただ監禁されるだけ。
でも、この頃はまだ軽症だったので、良い骨休めくらいに思っていました。
5.そのまま重症化しなければ、17日(発症日から2週間)には帰れるはずだったのですが、
日に日に喉が腫れ、咳が止まらなくなり、15日には熱が39度台まで急上昇。
6.常駐の看護師さんに解熱剤をもらい、一時は37度台まで下がったものの、
翌朝にはぶり返していて、中等度の患者として入院することになりました。
7.17日の朝、救急車で近くの大きな病院に搬送されました。
前夜には意識が朦朧としていて、自分の記憶にない電話をかけたりしていたようです。
救急車に乗るのは初めての経験でしたが、それが大げさでないくらい衰弱していました。
8.入院したものの部屋は大部屋で、周りの人はみんなコロナ患者。
入室するお医者さんも看護師さんも防護服のようなものを着ていました。
レントゲンとCTの検査を受けたところ、肺炎になっていました。
9.解熱剤で熱は37~38度台になっていたものの、
気道に針で刺されるような痛みがあり、マラソンを走り切った直後のような呼吸状態。
さらに1年分の疲労を集めて体に投入したかのような、猛烈な倦怠感がありました。
コロナの症状として言われる「倦怠感」を舐めていました。これが本当にきついです。
10.個室に移してほしいとお願いしたものの、個室は満床で移ることができず、
代わりにレムデシビルという薬を投与するか聞かれました。
11.副作用もある薬だと聞かされましたが、苦しさから逃れたくて、
19日の午後に点滴でこの薬の投与を受けました。
すると、これが私には劇的によく聞いて、気道の痛みが軽くなり、
熱も37度まで下がり、今日になってやっとスマホができるくらいの余裕ができました。
保健所、発熱センター、療養ホテル、病院。どこもすごくちゃんと対応してくれました。
でも、健康には自信があった私ですら「死ぬかも」と思ったほどなので、
体の弱い人なら死んでもおかしくないし、後遺症があっても不思議ではないです。
医療を受けられない国で死者がたくさん出ているのは本当だろうと分かりました
(基礎疾患で死んだ人をカウントしてるだけじゃないの?と思っていました)。
幸いだったのは、濃厚接触者にしてしまった家族全員、陰性だったことです。
でも、自分が感染してみて痛感しました。
「コロナって、めっちゃ辛いな!生き地獄やで!」
ただの風邪、なんてことは絶対にないです。
皆さんも本当に気をつけてください!
- 24 いいね