- ニュース全般
- 本多正信
- 21/02/08 14:20:29
1000人近くの受刑者が収容されている千葉刑務所(千葉市中央区)で、新型コロナウイルスの集団感染が発生した。5日時点の感染者は受刑者と職員など計90人にのぼり、複数人が収容される「共同室」での集団生活などが感染拡大の要因とみられる。護送業務に支障が生じるとして、千葉地裁で予定されていた公判期日が取り消されるなどの影響がでており、出雲路朗総務部長は「危機感を覚えている」と話す。
同刑務所によると、最初の感染者が確認されたのは1月8日。30代の男性刑務官2人がPCR検査で陽性と判明した。同13日、20代男性刑務官の感染が確認され、この男性刑務官が担当していた収容棟の二つのフロアを中心に受刑者の感染が相次いで発覚。同22日には受刑者33人、同31日には11人の感染が確認されるなどし、2月5日までに、受刑者など81人、職員9人の感染が確認されている。
同刑務所には受刑者ら926人(2日時点)が収容されており、刑務官などの職員283人が勤務している。感染の中心となった2フロアには約100人の受刑者が収容されており、単独室と3~6人程度を収容する共同室がある。感染は一緒に刑務作業に従事したり、共同風呂を利用したりした受刑者間で広まったとみられる。
https://news.yahoo.co.jp/articles/667e60e44b06feae7b48fe4a6692f08639dd0e4c
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