森七菜　ソニー・ミュージックアーティスツに移籍へ

2021年1月16日 4時0分

昨年10月期のTBS系ドラマ「この恋あたためますか」に主演した女優の森七菜が、大手芸能プロダクション「ソニー・ミュージックアーティスツ（SMA）」に移籍する方向で調整していることが15日、分かった。14日未明に公式インスタグラムのアカウントが削除され、同日中に前所属事務所「アーブル」の公式サイトのタレント一覧からも名前が削除されていた。

SMAは、本紙の取材に「現場をサポートさせていただいていることは事実です。今後のことは整い次第ご案内させていただきます」と移籍交渉を進めていることを認めた。

昨年最もブレイクした女優の1人でもある森の突然の事務所移籍の動きが明らかになった。複数の関係者の話を総合すると、森は昨年12月に契約解除を申し入れた。前所属事務所との契約は今年以降もまだ残っていたという。すでに関係各所には今月に入って前事務所と契約終了したことが通達されている。

森は2016年夏に芸能界入り。大ヒットしたアニメ映画「天気の子」（2019年、新海誠監督）でヒロインの声を演じ、昨年のNHK連続テレビ小説「エール」では、SMA所属の二階堂ふみが演じたヒロインの妹役として注目を集めた。1人2役を好演した映画「ラストレター」では、主題歌「カエルノウタ」でソニー・ミュージックレーベルズからCDデビューした。さらなる活躍が期待される中、契約途中での移籍は波紋を呼びそうだ。