【泰葉】めげない復活 へのコメント（No.99186）

「セッション」という映画を観ました。音楽学校に入ってドラムを学ぶ主人公が、カリスマ的な指揮者の先生に認められ、いろいろ苦労する話。この先生はジャズバンドを組織していて優秀な生徒しかメンバーになれず、指揮者の指示について来れないと追い出される。

前に、自称「ジャズ好き」の正蔵がTVで、「ビッグ・バンドなんて」と吐き捨てるように言うのを聞きました。たぶん正蔵はアドリブ合戦をするライブハウスのセッションとか、ソロで吹く有名トランペッターとかが好きなんだろうね。

確かにビッグ・バンドは歌謡ショーのバックとかの仕事をしないと食って行けないだろうけど、指揮者の指示で正確に演奏しないと成り立たないよね。誰かが勝手にアドリブしたらメチャクチャになる。

もともとセッションは、バンドの仕事を終えたミュージシャンたちが酒場でゲームのように演奏したのが始まりだとか。ビッグ・バンドのミュージシャンもアドリブで演奏できるってこと。

ビッグ・バンドを見下す正蔵は、自分をルイ・アームストロング級の名人とでも思ってるのかなw　ネギシの人々は根拠なく自分らを過大評価するからね。

ソロでないバンド・マンもオーケストラの奏者たちも、個々は凄いスキルを持ってるのにね。映画音楽なんて、そういう音楽家たちが当日に初見で録音するんだって。

ちなみに映画の「セッション」は、普通の成長物語ではありませんw