2020年 恐るべき「人喰いクマ」の衝撃。

匿名

尼子晴久

20/12/13 14:45:45

今年はクマの出没件数が過去最多を記録したという。
石川県のショッピングセンターにクマが14時間も立てこもった事件や、北海道羅臼町で犬を専門に襲う「犬食い熊」が飼い犬5頭を喰い殺した事件など、ショッキングなニュースが起きたことは報道などでご存じの方も多いだろう。

死亡事故も起きており、10月11日には新潟県関川村で73歳の女性が、秋田県藤里町では10月16日に83歳の女性が、それぞれに襲われて亡くなっている。NHKによれば、今年4月以降でツキノワグマに襲われ怪我をした人は、全国で123人に上るという。

クマの出没が多い理由は、エサとなる木の実の不作が第一に挙げられるが、その他にも、里山の廃屋に住み着く熊が増えたことで「人慣れ」したクマが現れ始めたことや、’18年が豊作だったためにクマの繁殖行動が盛んで、今年3歳になって親離れした若熊が、好奇心にかられて人里に下りてくることなどが考えられるという。

「人喰いクマ事件」は、長らく「5大事件」と言われてきた。もっとも有名なのが大正4年12月に起きた「苫前三毛別事件」
吉村昭の小説『羆嵐』で知られるこの事件では、留守居をしていた男児と女房がヒグマに襲われて死亡し、その通夜の現場に再び姿を現した後、さらに付近住民が避難する隣家に乱入して、女子供4人を喰い殺すという「世界最悪」とも言われる獣害事件に発展した。犠牲者数は、事件後2,3年を経て死亡した1人と、胎児を含めた8人だったというのが定説

アンビリバボーより再現ドラマ



平成28年5~6月に発生した「秋田十和利山事件」
この事件では4人が喰い殺されたが、死体の損壊には5頭のツキノワグマが関与していたとされる。このうち「スーパーK」と名付けられた若いオスの熊(体重80kg、推定4歳)が3人を喰い殺し、残り1人は「スーパーK」の母熊と推定される「赤毛」のメスの熊が関わったという。つまり人間をエサと見なして襲いかかったのは母子のツキノワグマであり、他の3頭は食害に加わっただけと見られる。近年稀に見る凶悪事件だったので、覚えておられる読者も多いだろう。

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