- ニュース全般
- 宇喜多直家
- 20/12/08 00:50:47
仙台市教育委員会は7日、11月に行った「仙台市いじめ実態把握調査」で、児童22人分の回答内容を勝手に書き換えるなどしたとして、市立小学校の男性講師(48)を懲戒免職にしたと発表した。
市教委によると、講師は11月中旬、担任をしている小学校低学年の児童2人のいじめの有無に関する設問の回答を、「ある」から「ない」に書き換えた。
さらに、この2人の「いじめは今も続いているか」「誰からいじめられたか」など四つの質問についても、書かれていた選択肢の回答を消すなどした。
また、「あなたの学校では、いじめをおこさないためにしっかり取り組んでいると思うか」の質問で、他の児童の回答を「あまり思わない」から「思う」に書き換えるなど、児童計22人の回答を改ざんした。
同調査は2013年度から毎年実施され、児童が自宅で家族とともに回答して学校に提出。11月中旬に講師が保護者らと面談をした際、保護者が保管していた回答用紙と講師が提示した回答用紙の内容に違いがあり、発覚した。
講師は15年度から臨時的任用職員として仙台市の学校に勤務。市教委の調査に対し、これまで勤めた別の3か所の小学校でも少なくとも67人分の回答について書き換えや消去を行ったと説明しているという。この小学校には今年9月16日から勤務していた。
講師は「臨時的任用職員なので、常に評価を上げないと将来の任用に不利になると思った」と話しているという。
https://news.yahoo.co.jp/articles/2afd88ca62cbd32660b80841c610b78f014e4150
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