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- 立花道雪
- 20/12/02 06:46:35
広島銀行(広島市中区)は、画面に直接触れずに操作できるタッチレスの現金自動預払機(ATM)を試験的に導入する。デジタル写真加工のアスカネット(安佐南区)が持つ技術を使い、空中に操作画面が浮かび上がるタイプも置く。新型コロナウイルス禍が続く中で接触の機会を減らし、利用客の安心・安全につなげる。
【写真】導入するATMのイメージ
空中に画像を映す方式のATMは全国初という。ATMの横にアスカネットが開発した専用のプレートを設置し、空中に画面を浮かび上がらせる。その画面のボタンに手をかざすと、預金の引き出しなどの操作ができる。中区紙屋町に来年5月に開業予定の新しい本店に1台設置する。ついたてで隠すなど、暗証番号などの操作が見えないように配慮する。
中区八丁堀の八丁堀支店では、赤外線センサーを搭載したタッチレスのATMを稼働させる。画面の周囲にセンサー付きのフレームを取り付けて指の動きを検知し、画面から数センチ離れていても操作できる。センサーが付いたATMの利用実験は既に他行で始まっているが、広島銀はセンサーを2本に増やして操作の確実性を高めた。今月15日の利用開始を予定する。
コロナ禍を受け、富士通フロンテック(東京)に依頼して9月ごろから開発を進めていた。広島銀は「技術的には問題なく操作できる。利用客の反応やコロナ禍の収束状況を見ながら改良や増設を検討する」としている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/cbff5765257105ec9a7ba84256f49355e1860b2e
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武田勝頼