3歳男児死亡の傷害致死の疑いでも捜査していて、母親を再び逮捕

福岡県中間市に住む３歳の男の子が自宅で暴行を受け、その後、死亡した事件について、警察はすでに逮捕・起訴された両親を傷害致死の疑いでも捜査していて、２２日、母親を再び逮捕する方針です。

　福岡県中間市で今年８月に起きたこの事件では、重体となったあとに死亡した３歳の末益愛翔ちゃんに対する傷害の疑いなどで、父親の涼雅被告（２３）と母親の歩被告（２２）が逮捕され、起訴されました。

　２人は愛翔ちゃんの口に砂を入れたり、両足の骨を折ったりする虐待を繰り返していたとみられ、警察は死亡との因果関係についても慎重に捜査。２人が関与した疑いが強まったとして、歩被告を傷害致死の疑いで再逮捕する方針を固めました。涼雅被告についても、容疑を傷害から切り替えて調べています。