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- 豊臣秀長
- 20/10/11 16:35:31
ジャニーズJr.関連の不祥事が相次ぐ…期待されるタッキー副社長のコンプライアンス改革
2020.10.10 15:00
滝沢秀明副社長の大号令でジャニーズ事務所がコンプライアンスを強化している中、ジャニーズJr.関連の不祥事が相次いでいる。同事務所の巨大化によって末端まで管理しきれなくなっているといわれ、滝沢氏は頭を悩ませているようだ。
今月2日、ジャニーズJr.内のユニット「宇宙Six」のメンバーだった山本亮太が新宿の闇スロット店に出入りしていたと「文春オンライン」(文藝春秋)で報じられ、滝沢副社長が自ら山本に“クビ”を宣告。残ったメンバーからの申し出を受けて、ユニットも解散させることになった。
また、先月末にはSixTONESの田中樹やジェシーとユニットを組んでいたこともある元ジャニーズJr.の28歳の男が、ガス点検を装った”アポ電強盗”をしたとして逮捕されている。
さらに、Snow Manのリーダー・岩本照はJr.時代に未成年の女子を含めた男女とラブホテル内で飲酒したとして活動自粛処分を受けた。7月に活動を再開させたが、アイドルのイメージに似つかわしくない醜聞はいまだに尾を引いている。
これらに限らず、ジャニーズJr.関連の不祥事は以前から目立っていたという。
「かつて、関西Jr.でトップクラスの人気だったNが退所後にネットカフェで男性客の財布を盗んだとして逮捕され、ファンに衝撃が走ったことがありました。失業保険の不正受給をしたり、勤務先のパチンコ店で客の玉を盗んで換金したりといった疑いで逮捕された元Jr.もいる。いずれもジャニーズファンには知られた人気Jr.だったため、退所後に犯罪に手を染めるまでになっていたことに驚きの声が上がりました」(芸能ライター)
ジャニーズ事務所といえば業界屈指の大手。これほどまでに所属タレントや退所者に不祥事が頻発するとは……。
「一時期から層を厚くするためにJr.の数を急激に増やしましたが、最近はグループ寿命が長くなったことで上が詰まり、いつまで経ってもデビューできないJr.が珍しくなくなった。途中で見切りをつけて辞めてしまうJr.も多いのですが、ダンスや歌に打ち込んできたので手に職がなく、一般社会を経験したことがない者もいるので、簡単に就職というわけにはいかない。結果、誤った道を選んでしまう者が後を絶たないようです」(芸能ライター)
現在はジャニーズJr.を統括する滝沢副社長が目を光らせているが、それにも限界があるという。
「Jr.だけで東西合わせて300人以上が在籍しており、滝沢氏がいくら頑張ったところで全員を管理できるわけがない。しかも、最近はSNSの発達によって以前にも増して素行面で目が行き届きにくくなっている。コンプライアンスを重視するなら、ある程度は規模を縮小することも考えなくてはならないでしょう」(同前)
先日、元SMAPの中居正広が『ワイドナショー』(フジテレビ系)に出演し、ジャニーズ事務所の現状に言及。SMAP結成当時は「(所属タレントが)20~30人」だったと振り返りつつ、「今は70~80人……100人弱いますんで。教育というか、指導もやっぱり行き届かないところも出てくるんじゃないのかなと思います」と指摘していた。
もちろん「100人弱」というのはデビュー組だけだろう。それだけでも大変なのに300人以上といわれるジャニーズJr.も含めて管理するなど、到底できることはないと中居も考えているようだ。
解決策としてはJr.の規模縮小、退所者へのフォロー、マネジャーの増員……などが考えられるが、この不祥事の連鎖をどのように食い止めるのか。ジャニーズ事務所の改革に奮闘している滝沢副社長の手腕が試される場面ともいえそうだ。
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