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- 白雪姫
- 20/10/10 21:34:08
夕刊フジ 10/09 17:00
ジャニーズ事務所が苦悩している。先日、ジャニーズJr.内のユニット、宇宙Sixの解散が明らかになった。不祥事でメンバーが契約解除されたことを受けて、残されたメンバーが解散を申し出たのだが、滝沢秀明副社長(38)の強い思いが伝わったものともいえる。一方で、この厳しい処分は事務所内の分裂を誘発する危険性もはらんでいる。
宇宙Sixは4人組ユニットだったが、無許可営業の店舗で闇スロットをしていたと報じられた山本亮太(30)が、今月1日で事務所を契約解除となっていた。
「ユニットの解散は、残ったメンバー3人が出した結論です。連帯責任を取って、けじめをつけるということですが、まさに滝沢副社長の考え方がジュニアたちに浸透しているということでしょう」と週刊誌記者。
滝沢副社長になって、不祥事に対しては厳しい処分が取られるようになったとはいえ、山本の契約解除という処分は、それでもかなり厳しい。滝沢副社長は「今回の出来事はかばいきれなかった。僕も正直悔しい思いのほうが強い」と各メディアに語っており、苦渋の決断だったことがうかがわれる。
「闇スロットがまずかった。女性問題なら謹慎で済んだかもしれないが、闇賭博はいわゆる反社会的勢力とのつながりが疑われても致し方がない。このご時世、本人に自覚があったのか否かは別として、かばいようがないのは事実でしょう」と先の週刊誌記者は解説する。
ユニットの解散となると、さらに処分の厳しさが際立つ。
「本人たちの申し出とはいえ、連帯責任を取らせたことは今後、重要な意味を持ってくる。若い子たちなので、まだ一からやり直せるというのもあるでしょうが、これから先、不祥事を起こしたら、こうなるという“一罰百戒”的な処分ともいえるでしょう」と音楽関係者はみる。しかし、これが新たな火種になりかねないとも指摘する。
「ジュニアたちの間では、上の世代に対しては処分が緩いのに、どうして自分たちには処分が厳しいのかという不満が広がりかねない。一方、上の世代からは厳しい処分をされてはかなわないと反発が起きてもおかしくはない。滝沢副社長の毅然(きぜん)とした姿勢を、タレントそれぞれがどう受け止めるのか。それは“諸刃の剣”でもあるのです」
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