ヤマト運輸の宅配センターで女性が刺され死亡【神戸市】 へのコメント（No.127）

神戸ヤマト殺傷　元従業員「解雇はトラブルのせい。２人を殺すつもりだった」

毎日新聞
2020年10月7日 19時55分

　神戸市北区の集配所「ヤマト運輸神戸北鈴蘭台センター」でパート従業員の男女2人が刃物で殺傷された事件で、兵庫県警は7日、男性を殺害しようとしたとして、集配所の元パート従業員、筧（かけい）真一容疑者（46）＝同区、公務執行妨害容疑で現行犯逮捕＝を殺人未遂の疑いで再逮捕した。「解雇された原因は2人とのトラブルのせいだと思った。2人を殺すつもりだった」と容疑を認めているという。

　容疑は6日午前4時20分ごろ、集配所で男性（60）に包丁で切りつけて殺そうとしたとしている。男性は左手の甲に軽傷を負った。この直前、広野真由美さん（47）を襲ったとみられる。広野さんは集配所の駐車場で腹部などを複数回刺されて死亡しており、県警は今後、殺人容疑でも捜査する。

　県警によると、筧容疑者は事件前日の5日朝、荷物の仕分けについて男性から「雑だ」などと注意されて腹を立て、口論になったという。仲裁に入った広野さんに筧容疑者の手が当たり、広野さんは上司の勧めで神戸北署に相談。筧容疑者はこのトラブルを理由に解雇された。その後、ホームセンターで包丁2本と木製バットを購入したという。

　筧容疑者は6日午前4時過ぎに包丁を持って集配所を訪れ、出勤した広野さんが車から出た直後に襲った後、「お前も殺したる」と言いながら男性に切りつけたとみられる。【韓光勲、中田敦子】

https://mainichi.jp/articles/20201007/k00/00m/040/235000c