竹内結子 9/7発売のLEE10月号「家で過ごす時間が増え人生を見直すようになった」

匿名

長宗我部信親

20/09/27 12:11:17

1980年生まれ、今年でジャスト40歳の女性は、30代をどう振り返り、今何を思うのか。竹内結子さんにじっくりお話を聞きました。(9/7発売のLEE10月号)


「40歳という年齢に後ろ向きな気持ちはまったくなくて、むしろ肩からポロポロといろいろなものが落ちて、軽くなるような感覚がありますね。自分のポジションを作らなきゃって頑張っていた20代、子どもができて自分の人生を考えるようになった30代前半。30代中盤は、いただく役柄の影響もあってか、人を引っ張っていくようなポジションが増えて、妙な気負いがあった。」

久々の赤ちゃんとの生活でも、できるだけ周りに助けを求めるようにしているそう。
「わかっていたつもりでしたが、眠れないし、もらった風邪はなおらないし……。赤ちゃんのお世話は本当に大変ですね。育児の常識も長男のときとは変わっていることが多くて、育児雑誌で離乳食について調べたりしています。30代は仕事と育児を両立する中で、例えば『お茶を飲んで一息つきたいな』と思っても、それが自分のわがままなんじゃないかと感じて、押し込めていました。そのイライラが、外に向けて出てしまっていたんですね。でも今はしんどかったら『はい、交代して』と言えるように。自分の中で気持ちを煮詰めてしまうからこじれるのであって、どうしてほしいかをストレートに伝えればいいんだと気づきました。最近も、思ったことはその場でパッと出すトレーニングをしているところ。決してうまくはないけれど、20代、30代よりはできるようになったんじゃないかなと思います」

育児休暇とステイホーム期間が重なり、家で過ごす時間が長くなったことで、人生を見直すきっかけになったとも。

「実は2度の出産で仕事を離れることには不安がありました。特に長男のときは、私の代わりはいくらでもいると思っていて怖くてたまらなかった。少しでも早く仕事に復帰して、多くの現場をこなさなきゃと必死でした。でも今回、たっぷり時間があって家族と向き合って、自分の人生をもう少し大事にしてもいいんじゃないかなと思えました。これまでもおろそかにしてきたわけではないけれど、子どもとゆっくり向き合ったり、毎日の献立をのんびり考えたり。家族の中で長男が作ったたこ焼きが一番おいしかった!という発見があったり。40代も仕事という軸は持ちながら、家族との時間を楽しんでいきたいですね」

lee.hpplus.jp

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