キチ男は親まで苦しめるよね　日本刀で息子殺害した罪　父親に懲役６年の実刑判決

　鹿児島地裁

9/17(木) 19:37
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鹿児島市で今年１月、長男を殺害した殺人の罪に問われた父親について、鹿児島地裁は１７日、懲役６年の実刑判決を言い渡しました。

判決を受けたのは、鹿児島市田上台の無職・佐藤勉被告（７７）です。判決によりますと、佐藤被告は今年１月、自宅の玄関先などで、同居する長男・昭臣さん（当時５３）を、刃渡り４５センチの日本刀で４０回以上切りつけるなどして殺害したものです。

これまでの裁判で佐藤被告は殺意を否定していましたが、鹿児島地裁の岩田光生裁判長は「逃げる長男を執拗に追いかけ複数回突き刺しており、強い殺意に基づく犯行だが、長男からたびたび暴言暴行を受けてストレスを抱えており、同情すべき点もある」として、懲役１２年の求刑に対し懲役６年の実刑判決を言い渡しました。