- なんでも
- 尼子経久
- 20/09/14 09:25:20
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/smph/tthc/kankyou/soudan/sitsunai/carbonmonoxide.html
一酸化炭素(CO)は無味無臭の気体で極めて毒性が強く、空気中における濃度が0.02%(200ppm)に上昇すると頭痛などが起こり、さらに、濃度が上がると吐き気、めまいなどの中毒症状が進み、最悪の場合、死に至るなど身体に大きな影響を与える物質です。
●換気をしない室内で暖房器具を使うと
石油ストーブ、ガスストーブ、ファンヒーターなどいわゆる開放型暖房器具は、室内の空気(酸素)を使って燃焼し、排気ガスを室内に出す仕組みになっています。換気をしないでこれらの暖房器具を使用し続けると、室内空気が汚染されるだけでなく、室内の酸素濃度が低下してくると不完全燃焼が進み、一酸化炭素が急激に増加し、中毒を引き起こします。
●調理中には、窓や換気扇などを利用して換気しましょう!
ガス瞬間湯沸器、ガスコンロなどを使用する間は、常時、窓開けや換気扇を回し続け排気ガスを外に出しましょう。
●事故の事例
今日はパン屋の厨房で楽しいはずの「パン作り教室」
パン生地をオーブンに入れて、焼き上がるまで楽しい談笑のはずだったんですが、・・・・・・・
単純な「不注意」や「思い込み」で大変なことに!
換気扇のスイッチの入れ忘れ、オーブン上部の排気扇も止めたまま「認識不足」が大きな要因になります。
事故が起こった後、「知らなかった」では済まされません。
正しい知識をもとに、「業務用換気警報器」の設置はもちろんのこと安全に向けた正しい判断、正しい行動ができれば
「CO中毒事故」は未然に防ぐことができるのです。
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