溺れた子供助けようと…湖で施設職員が死亡

長野県南箕輪村のダム湖で２９日、溺れていた子供を助けようとして湖に入り、行方が分からなくなった引率する施設の男性職員が、３０日朝、遺体で発見されました。

遺体で発見されたのは、長野県南箕輪村の今井廉さん（３２）です。今井さんは伊那市の運動を通して子供を支援する療育施設の職員で、２９日は子供と職員、合わせて２５人で水遊びをするため、南箕輪村の大泉所ダムを訪れていました。
今井さんは２９日午後３時半ごろ、溺れた子供を岸にあげようとして他の職員とともに湖に入ったところ、行方がわからなくなっていました。
警察と消防が４０人態勢で捜索を続け、３０日午前７時すぎ、岸からおよそ５０メートル離れた湖の中で、今井さんの遺体を発見しました。


(c)日ﾃﾚNEWS24 08/30 15:39