- ニュース全般
- 文在寅
- 20/08/29 11:22:49
韓国南部の済州島のゴルフ場や森林の散策路で、人がカラスに物を盗まれたり攻撃されたりするケースが相次いでいる。
島内のゴルフ場関係者などが11日までに語ったところによると、丘陵地帯にある一部のゴルフ場では、カラスがカートに積まれていたキンパ(韓国のり巻き)や菓子をかすめ取るだけでなく、財布や服、どうかすると携帯電話まで持ち去ることがよくある。ある人はラウンド中に、カートに置いていた現金30万ウォン(約2万7000円)入りの財布を持っていかれた。
カラスに荷物を取られないようキャディーから注意喚起があったというが、「笑って聞き流していた。本当に起きるとは思わなかった。いつの間にか持ち去ったのをみると、一度や二度のことではなさそうだ」と舌を巻いた。
ゴルフ場でキャディーとして働く女性は「カラスはグリーンそばのカートを止める場所を知っていて、待ち構えている。人がグリーンに行くと、そのすきにカートをあさるのだから抜け目ない」と話した。
カラスに人が攻撃される被害も起きた。先月、観光地のサリョニ林道を訪れた人は「道を歩いていたら突然カラスが妻の頭をつついて逃げ、妻は頭をけがした」と、済州道庁ホームページに苦情を寄せた。
韓国鳥類保護協会済州道支会によると、2~3年前からこの散策路入り口にはカラスの群れがよく飛んできて、人の頭や肩を羽根がたたいたりくちばしでつついたりするほか、かばんをこじ開けようとする。驚いた人が転倒する事故も起きている。棒などを振り回してカラスを追い払っても、すぐに舞い戻り、また人の頭をつつくこともある。
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本多忠勝