NHK「ひろしまタイムライン」の「朝鮮人」投稿めぐり批判 NHKは「実際の表現にならった」と説明

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    • 前田利家
      20/08/26 13:26:47

    ■ひろしまタイムラインとは

    「ひろしまタイムライン」はNHK広島が制作する企画。「シュン」以外に、当時、中国新聞の記者だった32歳の人物をモデルにした「一郎」、夫が出征中で、産婦人科医の義理の両親を手伝う26歳の女性「やすこ」の3人のツイートで構成されている。

    「シュン」は郊外に疎開していたが、8月6日、広島に汽車で戻ろうとする際にラジオで原爆投下を知り、市街地へ歩いて向かった。その後、原爆で大怪我を負った両親や弟と再会し、問題になったツイートの8月20日には両親と汽車で秩父へ避難している最中だった。

    道中では必死に戦後を生き抜こうとする復員兵や戦争孤児からひどい仕打ちを受けたとするツイートとともに、問題となった「朝鮮人」のエピソードが語られている。

    モデルとなった人物は現在88歳で、ツイートの文章は書き残された日記とインタビューを元に、広島市内の高校生が創作しているという。

    日記原文はNHK広島のウェブサイトで公開されているが、最新版は8月14日となっている。ツイートは日記原文とほぼ同一のものもあれば、インタビューを元にしたとみられる創作も織り交ぜられている。

    ハフポストではNHKの広報担当者に、ツイートの意図や批判、ツイートが制作された詳しい経緯について現在問い合わせています。回答があり次第アップデートします。


    ■NHKが「実際の表現にならって掲載しました」と説明(UPDATE 08/21 18:05)

    NHK広島放送局の「ひろしまタイムライン」の公式ブログは8月21日に「シュン」の一連のツイートに関する説明を掲載した。

    それによると、8月20日にシュンが「大阪駅で戦勝国となった朝鮮人の群衆が、列車に乗り込んでくる!」などと書き込んだツイートは、シュンのモデルとなった男性が、広島の自宅から両親の故郷である埼玉県に移動する途中に体験したことを伝えたのだという。

    その上でツイートの理由を「当時中学1年生だった男性にとって、道中の壮絶な経験が敗戦を実感する大きな契機になったことに加えて、若い世代の方々にも当時の混乱した状況を実感をもって受け止めてもらいたいと、手記とご本人がインタビューで使用していた実際の表現にならって掲載しました」と説明した。

    また、6月16日に投稿した「どうやら朝鮮人のようだ」などのツイートも、モデルとなった男性が学徒動員でトンネル掘りに従事したときの経験を紹介したものと説明。「こちらも手記とご本人がインタビューで使用していた実際の表現にならって掲載しました」としている。


    ハフポスト日本版編集部
    https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5f3f0c0fc5b6763e5dc0f57b

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