• No.1 山県昌景

    20/08/06 16:41:58

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    吉村洋文(大阪府知事)
    @hiroyoshimura

    ポピドンヨードの公表資料です。臨床研究をしたのは松山医師。阪大系の先生で最近まで藤田医科大教授、現在、府立病院機構の次世代創薬センター長。詳細は下記の通りですが、うがい群と非うがい群の毎日のPCR検査は起床時のうがい前に実施。うがい後に検査ではありません。
    http://www.pref.osaka.lg.jp/kenisomu/povidon/index.html

    午後8:17・2020年8月4日
    ────────────────────
    吉村洋文(大阪府知事)
    @hiroyoshimura
    ポピドンヨードの効能としてコロナに効くとは薬事法上も言えません。松山先生の臨床研究成果の公表です。今後、大阪のホテル療養者向け第二次の大々的臨床研究にも府は協力します。新薬でもなく、昔からあるうがい薬、試す価値はあると思ってます。用法用量はお守り下さい。医薬品の転売は犯罪です。
    午後8:25・2020年8月4日
    https://twitter.com/hiroyoshimura/status/1290609713353076736
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     いま世の中全体がこれだけフェイクニュース対策をしようと頑張っているところで、吉村洋文さん自らが率先して「イソジンが重症化対策に効く」とか言った結果、コロナ騒ぎ初期のトイレットペーパー買い占め騒動にも匹敵するイソジン買い占めに国民が走ったことについても思いをはせるべきだと思うんですよ。翌日の8月5日にも「釈明記者会見」をやっていましたが、主張していることを「誤解」されているとしつつも、結局はイソジンが何らかの効果がある前提での話になっていて、アチャーと思うわけであります。そうじゃないだろ。

     これはもう『イソジン吉村』と『日本イソジンの会』の爆誕ですよね。


    ◆いくらピュアでも浮かれて記者会見をしちゃ駄目

     もちろん、吉村洋文さんはピュアにコロナウイルス騒ぎで困っている人たちのために、重症化してしまう国民を一人でも減らしたいという想いで黙っていられず記者会見してしまったのかもしれない。

     ただ、ちょっと考えれば分かることだと思うんですよ。重症化はもっぱら肺や全身の血管で発生しているのに、飲むわけでもなければ、のどの表面のウイルスを除去できるだけであるイソジンが重症化予防に効果的なはずはない、って。のどの表面からイソジンでウイルスを取り除いて、唾液によるPCR検査をしたらウイルスが見つかりませんでした、凄い! という話だけでハメ外し過ぎじゃないですかね。

     ひょっとすると、軽症者や無症状感染者の多くはのどにしかコロナウイルスがいないのでイソジンを使うことで症状の悪化を抑えられる可能性はあるかもしれない。でもそうであればこそ、論文もまともにない状態で浮かれて記者会見をしちゃ駄目だと思うんですよ。

    (続く)

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