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- 蒲生氏郷
- 20/08/05 12:33:52
福島県いわき市で1月、母子4人の遺体が発見された事件で、嘱託殺人と承諾殺人の罪に問われた母親の交際相手緑川雅孝被告(51)の判決が5日、福島地裁いわき支部であった。名島享卓裁判長は「安易かつ短絡的な犯行」と述べ、懲役8年(求刑懲役10年)を言い渡した。
同裁判長は、経済的困窮を避ける方法を探ることもせず最悪の選択をしたと指摘。「未成年者を含む4人の尊い命が奪われた結果は重大。子供らの無念さや絶望感も無視できない」と非難した。
緑川被告は起訴内容を認め、被告人質問では「みんなで一生懸命考えてやったことなので後悔はない」と話し、殺害した4人に対し「向こうで楽しくやってほしい」と述べていた。
判決によると、被告は1月21日夜~22日未明、いわき市の公園駐車場に止めた乗用車内で、交際していた吉川美奈子さん=当時(43)=の依頼を受け、吉川さんの息子の歩夢さん=当時(15)=、娘の茅乃さん=当時(13)=と海音さん(同)の承諾を得て、首を包丁で刺すなどして殺害した。
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