- なんでも
-
大阪府の吉村知事が会見の中で、新型コロナウイルスの軽症者にポビドンヨードを含んだうがい液でうがいを実施した結果、陽性になる頻度が下がったと明らかにしました。
「うそみたいな本当の話で、うそみたいな、まじめな話をさせていただきたいと思います。皆様もよく知っているうがい薬を使ってうがいをすることによって、コロナの患者さん、コロナがある意味減っていく。コロナに効くのではないかという研究が出ました」(大阪府 吉村洋文知事)
大阪府及び大阪市とはびきの医療センターは、府の新型コロナウイルス宿泊療養所で、軽症患者41人に対し、一日4回、ポビドンヨードを含んだうがいを実施しました。毎日唾液を採取、PCR検査を実施したところ、普通のうがいをした人で5割ほど陽性が出たのに対し、ポビドンヨードでうがいをした人の場合は陽性が2割ほどになったということです。
今回の結果を受け、吉村知事は発熱などの症状のある人や夜の接待を伴う飲食店の従業員の方などに対し、こう呼びかけています。
「8月20日まで集中的にポピドンヨードうがい薬で、うがいを励行してもらいたいと思います」
今後、大阪府は重症化を予防する効果があるか、宿泊療養施設の患者で臨床研究を進めたいとしています。(04日16:53)- 0
20/08/04 18:53:36