- なんでも
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目の奥がいつも寂しそうだったのは、根っこの部分にいつも何かを抱えていたからなのかな。
でもその儚い感じが役者としては魅力だったんだろうね。
役者三浦春馬でいることは彼にとっての居場所だった気がする。暗い部分に押し潰されないように、沢山の仕事に必死に取り組んで、役に向き合い演じているときは、自分じゃない自分になれるから。
そんな中でも楽しいと心から笑える瞬間はあったはず。だけど引き戻される現実に苦しかったんだろうと思うと胸が苦しい。
根っこに抱えた暗い物は急に膨れ上がる。
ちょっと気を許した1人の時間を狙って膨張する。
涙を流し弱音を吐いて、役者三浦春馬じゃない本当の自分を出せる場所があったら、闇に飲み込まれずに踏み止まれたのか…何を思ってもわからないことだと理解していても、いなくなってしまった現実を未だに受け入れられない私はやっぱり考えてしまうよ。
私の大切な人も春馬君と同じ選択をしたよ。
あの時1人で帰らせるんじゃなかったと今でも後悔してる。- 12
20/08/02 01:44:38