- なんでも
- 嘉禄
- 20/07/09 07:49:08
天皇には、元々は「男系男子(父親が天皇の血を引いている男子)に限る」なんて縛りはなく、女性天皇(夫は天皇ではない)の子供がそのまま即位したりしていました。
皇室は血縁内での結婚が多かったので、結果的に父親も皇室の血を引いているケースが続いただけなのに、それを「歴史的に男系男子で続いて来た」とこじつけるのは違和感があります。
現在「男系男子に限る」という決まりになっているのも、明治時代からの新しい皇室典範で「皇位を継承するのは男系男子に限る」と変えられただけです。
即位の礼のご衣裳も、中国式衣装から和風に変更されました。
その変更が適用されてきた期間は、2600年以上ある皇室の歴史の中で、200年にも満たないのです。
「女性にはY染色体が受け継がれないから」という都市伝説もあるようですが、染色体なんて白人が近代に発見したものなのに、2600年も前から存在する天皇の話に持ち出すのは違和感を覚えます。
(余談ですが、Y染色体は、人の一生の間にも頻繁に変化して遺伝子を組み換え突然変異を繰り返している非常に不安定な染色体です)
明治に「後継者は男系男子に限る」と変更することは可能で、今「性別・男系女系の縛りナシ」に戻せない理由はなんでしょう?
個人的には、「性別・男系女系の縛りナシの直系長子継承」に戻して、愛子さまと悠仁さまのお2人に皇室を担っていただきたいと思うのですが。
側室制度もない今、さすがに悠仁さま1人だけでは皇室が絶えてしまうのが目に見えていて怖いですし。
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