【DNA鑑定…30代夫婦宅の庭で発見されたのは"次女"「生後8～10か月」と推定 乳児の死体遺棄事件】

　北海道旭川市の30代の夫婦の自宅庭から乳児の遺体が見つかった死体遺棄事件で、亡くなったのは夫婦の次女で、当時生後8か月から10か月と推定されることがわかりました。

　この事件は7月2日、旭川市の京田陵容疑者(38)と妻の麻理乃容疑者(36)の自宅庭から、乳児とみられる遺体が見つかり、2人が共謀して遺体を埋めた死体遺棄の疑いで逮捕されたものです。

　警察が遺体と両親のDNA鑑定などを進めた結果、亡くなったのは2人の第3子で次女の礼王（れお）ちゃんで、死亡時の推定年齢は生後8か月から10か月であることがわかりました。

　礼王ちゃんは生後6か月前後の2019年2月に旭川市が生存を確認していることから、2019年4月から6月ごろに亡くなったとみられます。

　捜査関係者によりますと礼王ちゃんの頭蓋骨には外傷があり、逮捕当初、妻の麻理乃容疑者は「自宅の階段の上で子ども2人を抱えていて、1人を下に落としてしまった」などと話していたことがわかっています。　

　警察は引き続き、頭の傷の原因や礼王ちゃんが亡くなった経緯を調べています。

UHB 北海道文化放送