児嶋一哉　相方・渡部に代わり謝罪

2020年6月12日 17時29分

複数の女性との不倫が原因で活動自粛を発表したお笑いコンビ「アンジャッシュ」の渡部建がナビゲーターを務めるＪ―ＷＡＶＥの番組（金曜・後４時３０分）が１２日、放送され、相方の児嶋一哉が渡部の代役として生出演した。

騒動発覚後初のレギュラー番組で児嶋は声を震わせながら、「アイツは本当にダメです。大バカ野郎です」とバッサリ。「すごく多くの方に迷惑をかけてまして、僕のところにも励ましや応援のメッセージいただいたり、スタッフさんや仲間から頑張れよとか、いろんなメッセージをいただいてますけど、それを見ると…」と言ったところで号泣。

「泣いちゃうんですけど…。やっぱり、そこは僕も気づきましたけど、本当に多くの人に支えられて、僕らはやってこれているんだなと、改めて意識しましたけど、みなさん、本当に心配してますよ。僕のところにそれだけたくさんのラインとか電話が来ているってことは、アイツのところにもいろんなおしかりとか来ていると思う」と続けると、「本当に迷惑をかけておりますよ。スポンサーさん、アンジャッシュとして、渡部（個人）としてやらせてもらっている中で、どれだけ迷惑をかけているんだと。企業の方々だって、何人に迷惑かけているんだよと。本当にすみません」と謝罪した。

「（渡部の）レギュラー１０本。そんなにやってんのかよと思いましたけど、全部、ダメですし、撮り直ししなきゃいけないのもあるだろうし。この番組もそうですよ。渡部がやった方がいいんですよ。進行、うないんだから。Ｊ―ＷＡＶＥにだって迷惑かけているんですよ、児嶋がやって…。こんなしゃべりで、でも、優しいから、児嶋大変だからやらせてやろうよってことでやらしてくれてるんですよ」と話した。

「収録したものが放送できなくなったのもあるし、事務所にもとんでもない迷惑がかかってるんですよ。本当に申し訳ありません」と再度、謝罪。「ファンの方々…。アンジャッシュのファン、そんなにいるのか？って言われたら、ちょっと自信ないんですけど、そこそこいるんじゃないかなと思うんですけど、そういう方、全部裏切って、迷惑かけましたよ。本当にすみません」と繰り返し謝罪した。

同局では当初、この日の放送の休止を発表していたが、「（２人の）所属事務所と相談して決めました。今までも渡部さんが夏休みの時には児嶋さんが出ていただいていたので」と説明。児嶋が活動自粛の相方のため“男気”を見せ、３時間半の放送に挑んだ形となった。