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- 永禄
- 20/05/29 10:12:58
ガブリエル・ギフォーズのブルークルー(沿海域戦闘艦では色名が付けられた乗組員のチームが複数あり、一定期間ごとに交代して任務にあたる)で艦長を務めるダスティン・ロネロ中佐は「我々ガブリエル・ギフォーズのブルークルーにとっては、シンガポール海軍艦艇と洋上で共同訓練するのは初めてのことです。訓練では、双方の乗組員が高い戦術技量を見せてくれました。ステッドファストとの訓練は学ぶべきものが多く、それとともに海におけるプロフェッショナルな姿勢を共有することで、同盟関係をより強めてくれます」と訓練について総括しています。
シンガポール海軍ステッドファスト艦長のカーリン・ソン中佐は「この洋上訓練は両国海軍にとって、プロとしての能力を磨き、総合運用性を強化する機会です。新型コロナウイルスの世界的な感染拡大という困難な状況下で、訓練計画は(双方が集まる合同会議ではなく)バーチャルな状況で立案されましたが、長年にわたって築き上げてきた十分な相互理解のおかげで、作業は非常にスムーズなものでした」と、訓練に至るまでの過程を振り返ってコメントしています。
訓練終了を受け、第7駆逐隊司令官のアン・マッキャン大佐は「洋上での共同訓練は、双方の能力を実践する機会であり、両国間の絆をさらに強化することにつながります。自由で開かれたインド太平洋地域を維持するためには、地域の同盟各国との連携が不可欠です」というコメントを発表しました。
アメリカ海軍とシンガポール海軍の艦艇が共同訓練を実施するのは、2019年10月にグアム近海で実施された「パシフィック・グリフィン」以来。シンガポール海軍は、夏に予定されている環太平洋合同訓練(RIMPAC)にも参加を予定しています。
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