- なんでも
- 嘉慶
- 20/05/20 09:23:50
群馬県立高校に通っていた2年の男子生徒が同級生からいじめを受けて不登校になり、「いじめの重大事態」として学校側が調査していた問題で、
県教委は19日、この生徒に対し3人の同級生からのいじめ行為が確認されたとする事案の概要を公表した。
関係者の特定につながる恐れがあるとして詳細は明らかにされなかったが、
関係者によると、学校側は肩の殴打や足を蹴るなど同級生による「日常的な暴行」があったと認め、保護者らに謝罪している。
県教委が同日、定例会見で概要を説明。
生徒は昨年5月ごろからいじめを受け、6月に学校側に訴えてから登校できなくなり、9月に転校した。
同校は、いじめにより不登校が生じた疑いがあるとして「いじめの重大事態」に認定、学校側が調査していた。
県教委は課題として、生徒たちがふざけ合っている行為が実際にはいじめ行為であり、いじめの正確な認知が遅れたことを挙げた。
会見で笠原寛教育長は「学校としての認知が早い段階でできなかった。いじめの正確な認知を通じて根絶を図っていきたい」と述べた。
上毛新聞 2020/05/20 06:00
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