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- 匿名
- 20/05/13 19:54:55
5/13(水) 19:33
新型コロナウイルスによる休校の長期化で学習の遅れが深刻化していることを受け、文部科学省は学習指導要領が定めている各学年の学習内容の一部を次の学年に繰り越し、複数年かけて遅れを取り戻すことを特例的に認める方針を固めた。近く全国の教育委員会などに通知する。
小中学校では卒業を控えている小学6年や中学3年については、翌年度への繰り越しが難しいため、優先的に登校させるよう求める。
文科省はこれまで休校による遅れを取り戻す方法として、土曜授業や夏休みの短縮、学校行事の見直しなどを示してきた。さらに、休校中の家庭学習によって定着を確認できた内容は改めて対面で教える必要はないとの考えも打ち出している。
ただ、今後も感染状況によっては通常通りの授業ができない状態が断続的に続く可能性もあるため、一部の地域では年度内に学習内容が消化できないことも視野に入れる必要があると判断した。
通知では、児童・生徒が密集することを避けるため、公民館や図書館といった施設を教室代わりに使う案も示すという。
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