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- 20/05/12 13:33:25
尖閣追跡で中国報道官「騒ぎ起こすな」 日本に責任転嫁
2020.5.11 18:39
【北京=西見由章】尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺の領海に侵入した中国海警局の船が日本漁船を追尾した問題で、中国外務省の趙立堅報道官は11日、海上保安庁の巡視船が現場で漁船の安全を確保したことについて「違法な妨害を行った」と非難し、「日本は釣魚島(尖閣諸島の中国側名称)の問題において新たな騒ぎを起こさないよう希望する」と述べて責任を日本側に転嫁した。
趙氏は、外交ルートを通じて日本側に「厳正な申し入れ」を行ったことを明らかにした上で「中日両国は力を集中して(新型コロナウイルスの)感染症と戦うべきだ」と発言した。
趙氏は「中国の領海で違法操業」している日本漁船を発見した中国海警局の船が「法に基づいて追尾・監視」したと主張。「釣魚島の海域を巡航することは中国側の固有の権利だ」と強調した。
写真:中国外務省の趙立堅副報道局長=北京(共同)
産経新聞
https://www.sankei.com/world/news/200511/wor2005110016-n1.html
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尖閣沖 中国海警局が日本漁船に接近追尾 現場は一時緊張状態に
2020年5月9日 5時28分
8日午後、沖縄県の尖閣諸島の沖合で、中国海警局の船が、日本の領海に侵入した際、付近の海域で操業していた日本の漁船に接近し、その後、追尾しました。
海上保安本部は、海警局の船に対して警告を行うとともに、漁船の安全を確保するため周囲に巡視船を配備するなど、現場は一時、緊張状態になりました。
第11管区海上保安本部によりますと、沖縄県の尖閣諸島の沖合で、中国海警局の船4隻が8日午後4時ごろから、およそ2時間にわたって日本の領海に侵入しました。
このうちの2隻が、午後4時50分ごろ、尖閣諸島の魚釣島の西南西およそ12キロの海上で、操業中の日本の漁船に接近し、その後、追尾したということです。
海上保安本部は海警局の船に対して、直ちに領海から出るよう警告を行うとともに、漁船の安全を確保するため、周囲に巡視船を配備するなど、現場は一時、緊張状態になりました。
漁船には漁業者3人が乗っていて、いずれもけがなどはありませんでした。
尖閣諸島の沖合で中国海警局の船が領海に侵入したのは、先月17日以来、ことしに入って8回目で、海上保安本部は、再び領海に入らないよう警告と監視を続けています。
NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200509/k10012423191000.html
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