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- 匿名
- 20/05/04 18:55:37
新型コロナウイルスの治療薬として、先週、アメリカで使用が許可された抗ウイルス薬「レムデシビル」を投与されたあと回復した患者が、「5日後には退院できた」などとJNNの取材に語りました。
「私は死にたいとしか思わなかった。あと1分たりとも生きたくなかった。とてもひどい状態でした」
3月下旬に脳腫瘍の手術を受けたあと、スコットさん(57)は40度近い高熱と激しい頭痛に加え、息をするのも困難となりました。検査を受けたところ、新型コロナウイルスに感染していたのです。スコットさんは、医師の提案から「レムデシビル」の治験に参加することを承諾しました。
「(投与されて)4日後には良くなってきて、5日目それは奇跡でした。レムデシビルのおかげで退院することができました。今、がん治療もできますし、再び闘い生きることができるのです」
レムデシビルを投与されたあと、スコットさんの症状は回復し、5日後には退院となりました。
レムデシビルはウイルスの増殖を抑える効果があるとして、臨床試験で一部の患者の回復を早める効果が確認されていて、FDA=食品医薬品局は1日、患者への緊急的な使用を許可しました。ただ、スコットさんは投与後に回復した一例であり、またFDAは、副作用として肝臓の炎症や細胞損傷などを挙げています。
5月4日 12:10 TBS NEWS
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