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米英豪ら5カ国 コロナ情報抹殺で中国を非難
2020年05月04日 02:10
中国政府は国内の新型コロナウイルス感染拡大に関する情報を意図的に隠蔽し、抹殺した。米、豪、ニュージーランド、カナダ、英の諜報協定(UKUSA協定)報告書をもとにと豪デイリー・テレグラフ紙が報じている。
5カ国の報告書では、中国当局が医師に対しウイルスの存在について沈黙を強要、研究室の生体資料を廃棄し、国外のワクチン開発専門家へのサンプル提供を拒んだとされている。
同紙はまた、中国はコロナウイルスが人から人へ伝染することを報告することを拒んだ、としている。これについて中国の研究者は2019年12月初旬の段階で把握していたものの、当局が公式に認めたのは1月20日になってのことだった。
一方、コロナウイルスの起源について各国諜報機関で意見が分かれた。SARS-CoV-2に似たウイルスサンプルが2013年に雲南省洞窟で武漢ウイルス研究所のShi Zhengli教授により発見されたことは知られている。その後、研究者らが実験室でウイルス合成に取り組んでいた。
「フォックスニュース」テレビは「ゼロ番目の患者となったのは武漢ウイルス研究所職員だ」としているが、中国はこの情報を否定している。同研究所の研究者らによると、今日の時点でSARS-CoV-2に類似した人工ウイルスを作るには知識が不十分だという。
スプートニク
https://jp.sputniknews.com/covid-19/202005047420622/
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【UKUSA協定とは】
UKUSA協定(ウクサきょうてい、英:United Kingdom – United States of America Agreement)とは、アメリカ合衆国の国家安全保障局(NSA)やイギリスの政府通信本部(GCHQ)など5カ国の諜報機関が世界中に張り巡らせたシギントの設備や盗聴情報を、相互利用・共同利用する為に結んだ協定のことである。かつては秘密協定だったが、現在は条文の一部が公開されている。なおUKUSA協定グループのコンピューターネットワークはエシュロンと呼ばれている。
共通点は、イギリス帝国の植民地を発祥とするアングロサクソン諸国の機関であること。英語: Five Eyes とも呼ばれる。
アメリカ合衆国 – アメリカ国家安全保障局(NSA)
イギリス – 政府通信本部(GCHQ)
カナダ – カナダ通信保安局(CSEC)
オーストラリア – 参謀本部国防信号局(DSD)
ニュージーランド – 政府通信保安局
(wikipediaより)
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