梅沢富美男、政府に怒り「人をなんだと思っているんだ」「てめえの目でしっかり見ろ」

　俳優、梅沢富美男（６９）が２１日、読売テレビ「情報ライブ　ミヤネ屋」（月～金曜後１・５５）にリモート出演。新型コロナウイルス感染拡大を受けた国民への一律１０万円給付について触れると、怒りをあらわにした。

　安倍晋三首相（６５）は１７日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて官邸で記者会見し、所得制限を設けず１人当たり１０万円を給付すると正式表明。給付の手続きは市町村窓口ではなく、郵送やインターネットで行うと説明。麻生太郎副総理兼財務相（７９）は１０万円給付について「要望される方、手を挙げる方に配る」とした。

　梅沢は自身の劇団について「劇団員の講演日数のお金を補填している」と言い、ＭＣを務めるフリーアナウンサー、宮根誠司（５６）が１０万円給付の話題に触れると怒り心頭。「本当にいい加減にしてくださいよ、人をなんだと思っているんだ。お殿様気分でいるならいればいい。じゃあ下々に一回降りてきて、どんな生活をしているのか、どんな暮らしをしているのか、てめえの目でしっかり見ろって言いたいですよ。なんだよ、手を挙げたら１０万円くれるって。まったく失礼じゃないですか！」とまくしたてた。

　続けて「あんたらをお殿様にしてくれたのは誰ですか。国民ですよ。あんたたちの給料は俺たちの税金ですよ。それをあんたら自分の金みたいなこと言って。国会議事堂なんか居ないで。目で見て判断すればいいんだろうけど。目も見ないで言うから、あんな偉そうな口がきけるんですよ。失礼じゃないですか本当に腹が立つな、本当に」と声を荒げた。

(4月21日 16:04 サンケイスポーツ)