- ニュース全般
- 建武
- 20/04/15 23:58:50
カンニング竹山さんは「感覚がズレてることを反省したほうがいい」と言う一方で、「こんなときに喧嘩しても意味がない」と持論も。
SNSはストレス発散のような言い合いだらけになっていますが、こういうときに喧嘩していて意味があるのかと疑問に思っています。安倍晋三首相が、星野源さんの歌に合わせくつろぐ動画を投稿したのもそう。僕も、一国のリーダーが緊急事態になぜそれをやるのか意味がわからないし、国民が自粛要請で苦しんでいる中、室内は無駄にリッチな感じが漂っていて、初めて見たときに「おいおい、これは荒れちゃうぞ」と思ったんですが、案の定でしたね。みんなが気になっているのは、あの動画を撮ったの誰だ? 発案したのは誰だ?ってことでしょ。心の中では「昭恵夫人なんじゃないか」とみんなが期待している(笑)。発案は奥さんなのか首相秘書官なのかはわからないけど、感覚がズレてることを反省したほうがいいと思います。
あの動画で、もともと安倍政権が嫌いな人がワーっと湧いていて、支持者は言えることがなくて「いいね」を押すだけ。結果的に、ああでもない、こうでもないが大きくなり過ぎていると思うんですよね。現実的に考えて、今首相を変えることはできないし、ほかにもネットの人気者とコラボする政治家が出てきていますが、それだって裏側には政治のドロドロしたものが渦巻いているわけで、そういう余計なことは国民がちゃんと覚えておいて、2年後、3年後に選挙で判断すればいい。だからこそ、今回の動画は「僕が、私が発案しました」という人が名乗り出て「でもダメでしたね」って言えば終わりでいいと思うんですよね。
(4月15日 11:30 AERAdot. アエラドット 朝日新聞出版)
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