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- 20/04/14 21:57:58
入居者や職員など43人が新型コロナウイルスに感染した伊勢崎市の有料老人ホーム「藤和の苑」について、施設の責任者はNHKの取材に対し、「感染予防に努めてきたが多くの感染者が出てしまい申し訳ありません」と話しました。
集団感染が発生した伊勢崎市の有料老人ホーム、「藤和の苑」によりますと、施設には日常生活の介助や介護が必要な50代から90代の48人が入居していました。
部屋はすべて個室ですが、食堂や風呂、トイレは共用で、施設内で行っている機能訓練などのデイサービスは入居者以外も利用しています。
施設の責任者によりますと最初に異変に気づいたのは今月5日でした。
入居者5人にほぼ同時に発熱の症状が出たため保健所に連絡したということです。
2日後の7日には、別の5人にも発熱の症状が出て、8日にはこのうち2人の容体が悪化し救急搬送され、9日に感染が確認されました。
施設では最初の発症から1週間で入居者31人、施設利用者1人、職員11人のあわせて43人の感染が確認されこのうち80代の入居者の男性1人が死亡しました。
施設の責任者によりますと、感染が確認された人の中には症状が出ていない人も多く、感染経路はわからないということです。
「藤和の苑」の赤澤学施設長はNHKの取材に対し、「無症状の人も多い中で感染を食い止めるのは非常に難しいと感じています。感染予防には最大限努力してきましたが、多くの感染者が出てしまい大変申し訳ありません」と話しています。
NHK
https://www3.nhk.or.jp/lnews/maebashi/20200414/1060006687.html
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