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- 神亀
- 20/04/12 00:34:28
夫・東出昌大との別居騒動がいまだに収まりをみせない女優の杏。不倫の代償として東出が支払うCM違約金や映画・ドラマの撮り直し費用は、総額で6億円以上に上るといわれる一方で、杏の仕事に関してはほとんど影響が見られない。
別居騒動以前も多くのCM出演があったが、今年3月以降は、特に杏が出演するCMを目にする機会が多くなった。
現在、杏が出演するCMは若林正恭と夫婦役で登場する「三菱電機」の「ニクイねぇ」シリーズをはじめ「キリンビール」など大手企業ばかり7本にのぼる。「ブリヂストン」では「家族のためにタイヤを替えた」と子ども思いの母の慈愛を、ガレージ会社の「ヨドコウ」のCMでは三つ子たちと団らんするほほえましい姿をみせる。また「ミツカン酢」では姑との軽快なやりとりをする主婦役をこなすなど、いずれも「明るく」「元気」で「健気」なママという好感度の高いキャラクターを維持している。
いまだこれだけの大手企業のCMに起用されていることからもわかるように、業界関係者からの評価は落ちていないようだ。
「もともと好感度の高い女優で、なおかつ2月に東出の不倫騒動の渦中に登場したイベントでも『みなさんをお騒がせしてしまって、いろんな方にご迷惑をおかけしてしまって、申し訳ないです』と毅然とした態度でマスコミに対応していました。3人の子どもたちの世話と心労は計り知れないのに、そんな大変さを少しも感じさせない美しさで輝いていましたね」(スポーツ紙記者)
芸能リポーターの川内天子さんは「東出さんと離婚してもしなくても、杏のイメージダウンはないだろう」と話す。
「仮に元の鞘に収まった場合は『懐が深い』妻というイメージが強くなりますし、離婚した場合はシングルマザーとして頑張って、という応援する声がますます多くなるでしょう。彼女は独身女性から主婦にまで幅広く支持されていますからね」
だが、ここにきて杏が抱えるもう一つの家族問題が発覚した。「週刊新潮」が杏と実母が目下、金銭トラブルで係争中であると報じたのだ。
同誌によると2009年に杏は節税対策のために個人事務所を設立。その代表取締役を務めるのが実母・由美子さんだった。だが14年、杏は弁護士を通じて個人事務所を退所し大手事務所とじかに契約する旨を由美子さんに通知。これを受けて由美子さんは杏の退所を無効とし、東京簡裁に調停を申し立てたという。結局、調停は不調に終わり、17年には裁判に発展。裁判は現在も続いており、由美子さん側は杏が同社従業員であることの確認や、杏が所属し続けていた場合に得ていたであろう利益「20年間で約12億円」の一部として3000万円の補填を求めているのだという。
「杏ちゃんが結婚するまでは、お母さんと一緒に行きつけのおすし屋さんでよく食事をしていたんですよ。たまに杏ちゃんがお母さんをたしなめるようなこともあって、そんなときもお母さんは、“うんうん”と頷いていて……。まさか、裁判ざたにまでなるとは、杏ちゃんが気の毒です」(芸能関係者)
(4月11日 11:30 AERAdot. アエラドット 朝日新聞出版)
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