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- 安和
- 20/04/03 11:31:30
お笑いコンビ・ナインティナインの岡村隆史が、2日深夜放送のニッポン放送『岡村隆史のオールナイトニッポン』(毎週木曜 深1:00)に出演。これまでに何度も共演し、新型コロナウイルスに感染して肺炎を発症し、先月29日に亡くなった志村けんさん(享年70)との出会いから共演時の思い出を、番組の半分以上にあたる約1時間20分にわたって笑いを交えながら別れを惜しんだ。
岡村は冒頭で「暗い感じでしゃべりだすと、天国におられる志村さんに『そんなしゃべり方するなよ』と言われそうなんで」と切り出すと「不謹慎かもわかりませんけど、もう会えないっていう実感がまったくなくて、まだお仕事できるような感覚でいてしまっている。追悼でやっていた番組も見られてないんです。(訃報に触れた時は)ウソやろっていう思いがもちろんあったんですけど、いまだに何の実感もわいてない。僕の中でどうこれから飲み込んでいこうかな」と率直な思いを打ち明けた。
続けて「みなさんもご存知やと思いますけど、僕がこの世界に入って30年くらいになりますけど、バラエティーでやる動きであったり表情であったりはほぼほぼ志村さんのコピー、パクリに近い。それでご飯を食べさせてもらっている。ドリフをどっぷり見て、勝手に体の中に染みついていて、どこかで自分が面白いことをしよう、学校で人気者になろうと思った時にドリフで人気者になる」と思い出を語った。
志村さんを初めて見たのは、『とぶくすり』の収録時。「となりのスタジオで『ドリフ大爆笑』のコントを撮っていて。河田町のフジテレビの一番大きい第6スタジオで、『とぶくすり』は深夜でしたけど、1日に24本くらいのショートコントを撮らないといけなかったんですね。こっちも時間がなかなかない中やったんですけど、となりでドリフのコントを撮っているって言われたらみたいじゃないですか。まだ誰やねんってなりかねないんですけど、スタッフさんと一緒にこっそりスタジオにお邪魔した」と振り返った。加藤茶と2人で真剣にコントに取り組む志村さんの姿を見て「自分たちが『めちゃイケ』をやるようになってからわかるんですけど、プロとしての本番前の空気感だった」とコメント。志村さんの背中で学んできたことがあった。
「バッターボックスに立たなければヒットもホームランも打てない。特番に出た時、さんまさん、志村さん、とんねるずさん、ダウンタウンさんもいる。オレは出ていけないけど、前に走り出した。前に楠田枝里子さんがいてはって、どーんとぶつかって、倒れはったら、今田(耕司)さんが来て、俺を投げはった。どーんとウケたんですよ。今田さんのおかげで笑いになったんですけど、やっぱりチャレンジしないと、笑いが起きない。前に出な、というのを勝手に志村さんに教えられた。その後もめちゃめちゃスベってきたけど、バッターボックスに立ってきた」
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