東アジア人を差別したデリ・アリ 中国人の怒りが爆発

  • なんでも
  • 天安
  • 20/02/10 06:11:52

新型コロナウイルスの脅威が広がるなかで…

中国・武漢を発生元とする新型コロナウイルスの脅威は、瞬く間に世界を席巻した。
すでに全感染者数はおよそ3万5000人で、死者は800名を超えている。パンデミック(大流行)の危機が叫ばれているのだ。

世界各国は水際での防止策に注力しているが、一方で現在、問題視されているのが東アジア人に対する偏見と差別だ。
あたかもウイルスを持ち込む者のように不当に扱われ、欧米の人々は日本人、韓国人、中国人の見分けがつけられないため、被害はより複雑かつ深刻化している。

そんななか、残念なニュースが英国から舞い込んできた。トッテナム・ホットスパーのイングランド代表MFデリ・アリが、新型肺炎にまつわる“おふざけ投稿”で大バッシングを浴びているというのだ。

デリ・アリはSNSアプリの「スナップチャット」を使って、友人グループのアカウントにひとつの動画を送信。それを英紙『Daily Star』が入手し、スクープ記事として公開した。

現地時間2月6日、アリはオフを利用してUAEのドバイへ友人たちと小旅行に向かう間際で、ロンドン・ヒースロー空港のラウンジに腰をおろしていた。巨大な黒いマスクでがっちりと“防備”している。

そして彼は「コロナだぁぁぁぁぁ。音を上げてよく聞いてね」と語りだし、後方に座っている見ず知らずの東アジア人らしき人物を撮影。こちらに気づいていないと見るや、カメラをズームした。
すぐさま画面が切り替わり、アリは近くのテーブルの上に置かれた携帯用の消毒液を映し出し、「ウイルスが俺をキャッチしたいなら、もっと素早く動かなきゃだな」と冗談めかして綴ったのだ。

人種差別的だと捉えられても反論はできないだろう。しかも一連の語りかけは明らかにおふざけ気味で、軽率にすぎる行為と言わざるをえない。

『Daily Star』紙は中国側の反応として、「まったく不謹慎。特定の人物を晒して、コロナウイルスをジョークに使うなどもってのほかだ」
「世界中で多くの方が亡くなっているのに、どうすればこのような差別的な行動ができるのだろうか」といった意見を紹介している。

事の重大さに気づいたアリはすぐさま謝罪に追い込まれた。土曜の夜になって「スナップチャットに掲載した動画に対して深く後悔しています。
明白に侮辱にあたるものだと分かり、すぐに削除しました」と記し、「私が意図したものとは違っています。侮辱を感じられたすべての方々に、心からの誠実な謝罪を示したいと思います」と続けた。

だが、そう簡単に済まされる問題ではなさそうだ。

「中国人を小バカにした代償は大きいぞ」

怒り心頭で声を上げたのが、アリやトッテナム、プレミアリーグを応援してきた中国人のファンたちである。

地元メディアの『騰迅体育』や全国スポーツ紙『新浪体育』が中国版ツイッター「ウェイボー」での反応をセレクトして掲載。
「絶対に許さない!」「いま中国でなにが起こっているのか、想像もできないのか!」「もうファンは辞めた。彼(アリ)は敵!」「裏切られた。大きな失望だ」「中国人を小バカにした代償は大きいぞ」と当然のごとく、非難が鳴りやまない。

先日、英国のシェフィールドでマスクをして登校した中国系の少女が、クラスメイトたちに突き飛ばされ、罵声を浴びせられたニュースが大々的に報じられた。
アリはそうした報道を目にしなかったのだろうか。プレミアリーグを代表するスタープレーヤーで、世界中のファンに影響力がある人物の行動としては、首を傾げざるを得ない。

世界中で大炎上するなか、事態はどのような展開を見せるのか。いずれにせよ、アリには重ねての猛省が求められる。

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    • 20/02/10 07:14:56

    わたしも電車で隣の人のスマホが見えた時に漢文しかなかったら席変えるw
    中国人無理!

    • 0
    • 20/02/10 07:00:53

    まぁ差別は良くないけど、正直中国人の行いは差別されても仕方のないことしか目につかないね

    • 0
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